あき鍼灸院

住所
京都市中京区
東洞院二条上ル壺屋町512-1

電話
075-231-7170

休診日
木曜日午後・日曜日・祝日

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あき鍼灸院 ブログ

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間質性膀胱炎での治療例 あき鍼灸院

imgl_10.jpg間質性膀胱炎でお悩みの方での治療例です

性別:女性

年齢:60代

主訴:間質性膀胱炎

間質性膀胱炎は、当院ホームページの間質性膀胱炎の案内でもご紹介している通り、女性に多く、慢性的であり、原因もはっきりしない病であります。

その症状は↓
☑頻尿
☑残尿感
☑排尿後の痛み
☑下腹部のモヤモヤ感

などの膀胱炎の症状に加え、特徴的なのは特定の飲食物をとることで、症状が発症することにあります
また細菌性の物ではありませんので、抗生物質などの薬を服用しても効果が見られないこともあげられます
ですので、お薬を飲んでもすっきりとせず 『何故 楽にならないのだろう?』と精神的にもつらい病です

この患者様も、コーヒーなど特定の飲食物で発症され、その種類も多様であることから食べるものにも気をつかい、チェックを欠かさないということを続けておられました。 チェックの際も以前は大丈夫であったものが、次は症状としてでたり

【鍼灸治療】
仰向けで状態のバランスをとるため根本からの治療として仰向けでの手足の鍼を行い。

うつ伏せにて肩、背部、腰への鍼と、腰部、仙骨周囲のツボ(経穴)への灸頭鍼。

次のご予約時に頂いたご感想では、症状が和らいだ感じがするとのことでした。

こうした治療を続けていくうちに、ご自身でもその効果を実感されているご様子で、以前とっていた飲食物でも症状が出るまでの日数が徐々に長くなります。

最終治療では、一か月を超えても症状が出ずに旅行に出かけてのお料理なども楽しめるようになりました。

以前はこうした旅行も楽しめる状態ではなかったので、嬉しそうに旅行の話をされている姿が印象的でした。

この患者様には、鍼灸治療で対応していましたが、オステオパシーも組み合わせることで緊張をさらに開放して、より効果的に治療効果が得られると考えています。




※但し慢性疾患などは症状にもよりますが、緩やかに好転していたり、楽になったと思っても症状が出てきたりすることもあ  ります。  継続した治療でさらなる状態の安定を図る必要があります。



こんなお悩みをお持ちの方
  • 何度もトイレに行く
  • 排尿時に痛む
  • 残尿感がある
  • 尿がたまると下腹部が痛む
  • 特定の飲食物をとると膀胱炎の症状がでる
  • お薬は極力使いたくない
  • 鍼灸が良いと思うが、どこにいったらよいかわからない
 
膀胱炎には

急性膀胱炎、
慢性膀胱炎、
間質性膀胱炎、
出血性膀胱炎


があります。

当院では特に 

☑間質性胱炎 

☑急性膀胱炎 


についての治験例があります。


一ヶ月たっても不快感が現れずに過ごせたという嬉しいお声もいただいています。

 

 

間質性膀胱炎とは?

 
慢性膀胱炎の一種で、上皮と筋肉の間にある間質が慢性的に炎症を起こす膀胱炎です。

女性に多い病気で、膀胱炎の中でも、症状が重く、非常につらい病気です。


 その症状は

頻尿や残尿感

排尿後の痛み

不快感


急性膀胱炎と診断され、抗生物質を服用し続けても症状が改善されない

1日のトイレの回数が20~50回以上、尿が少しでも溜まると下腹部が痛む


・・・など、細菌性の膀胱炎とよく似ています。


 西洋学的には、原因はわかっていません。

急性単純性膀胱炎や慢性複雑性膀胱炎は、細菌感染が原因の膀胱炎のため、抗生物質や抗菌剤の処方で症状は改善されます。

しかし、

間質性膀胱炎は尿検査をすると、細菌は見られません。

ですので、



抗生物質や抗菌剤を服用しても、効果はありません。



今のところ、はっきりとした原因は分かっていないのです


間質性膀胱炎は、間質が炎症を起こし、膀胱の筋肉が萎縮してしまいます。

そのため、膀胱が膨らまず、正常時の半分以下の量の尿しか溜めることができません。

また、尿が膀胱に貯まってくると炎症があるため、痛みが出てきます。

病院を受診すると、急性膀胱炎の症状があるので、抗生物質を処方されたり、尿検査では細菌が見られないので、

精神的なものからくる膀胱炎と診断されることが多く、間質性膀胱炎と診断されるまで、長い時間がかかってしまう

こともこの病気の特徴です。




間質性膀胱炎の診断には、膀胱鏡で、膀胱の内部を診る必要があります。

また人によりけりですが 特定の食べ物をとることで症状が出てくることもあります。

柑橘系の食べ物であったり、コーヒーであったり、人それぞれで反応するものは違います。

急性膀胱炎の診断を受けて薬を服用しても改善されず、

『一日に何度もトイレに立ってしまう』、

『尿がたまると下腹部が痛む』、

『特定の飲食物を食べるとこれらの症状が出る』



『辛さには原因がありますsign03

 
なんども薬を服用しても整体や電気治療、マッサージに通っていても痛みや辛さがすっきりしないと困っていませんか

当院の治療は

『鍼』
『灸』
『オステオパシー』


の三療法を組み合わせます。

 


『この辛さを何とかしたい!』と考えるあなたに安心して頂くための5つのこだわり

診断に時間をかけます―

当院は初診時にしっかりとお時間を頂きます。

丁寧な診断を行っていくためです。

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東洋学的な診断と西洋学的な診断を統合して治療を行っていきます。

肩こりや五十肩、腰痛、膝の痛み、ばね指やその他の様々な病気の痛みやしびれなどの辛い場所は、結果的に起こっているのであって つらさの『原因』は別にあることが多いのです。

この『原因』にしっかりアプローチしなければ症状は治まりません。



姿勢はどうかな?

以前のケガや手術や病気が原因になっていないだろうか?

日常生活の無理が病気を生み出していないだろうか?

悩みや心のストレスは?


など 
『なぜあなたのそのつらさは出ているのだろうか?』
ということを診断することが大切で、そうして初めて治療を行っていくのです。

とりあえずつらいところを揉めばいいだろうとか

電気をかけてをかけておけばよいだろう

などというような行為は治療と言えません。


『鍼』『灸』『オステオパシー』の治療は全身的に精神的にもあなたの体に働きかけて、ひずみをとることで病を改善していくものです。


一つの病を改善していく過程の中で他の場所のつらさもとれていく作用があります。


つらい場所をすぐにさわるのではなく

姿勢や過去の病気やケガ、睡眠の状態、そして脈や舌、お腹の状態なども診断基準としていきます。

辛いところがそのまま原因になっているとはいえないからです。


実際に治療をしていても、辛いところとは別の場所にアプローチしていくことで症状がとれていくことが大変多いです。 


あなたの身体はそれぞれが分かれたパーツで出来ているのではなくて、頭の先からつま先 そして心までを含めて一つの身体です。


なのでお話しを聞く時間を頂いてしっかりと診断をすることで良い治療が出来ると考えています。


肩こりや腰痛でもおなじです。

辛いところをとりあず揉めばいいだろうという簡単に考えるのではなく

全体像の把握がとても大切で治療の効果も違ってくるのです。

大人も小さなお子さんも同じように診断にお時間を頂いています。





東洋医学(経絡治療)+西洋医学(オステオパシー)
でより大きな相乗効果

当院の鍼灸治療は古典東洋医学を基礎とした経絡治療になります。鍼刺入写真.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像

脈診、舌診、腹診などの診断方法のほかに

ツボの状態や反応も診ながら診断と治療をしていきます。

気、血、水、骨、筋肉、自律神経、リンパ、ホルモンバランスなどを

整える全身調整を体の内、外側に行っていくことで、

局所のみのその場限りの治療に終わらず 





あなたの体質や状態にあわせた治療を行います。

osteopathy_img01.jpg オステオパシーはアメリカで創立された治療です。

『オステオパシー』では、
『骨』
『筋肉』
『神経』
『内臓』

のお互いのバランスを大切にしています。

頭蓋や骨盤や背骨などのゆがみや、筋肉や関節、神経などの不調を整えることで、 あなたの今の痛みと原因に対応することを目的としています。



バランスが崩れると、崩れた場所の他にも緊張がかかって、痛みやだるさ、しびれといった不快な症状を生み出すことになります。

相互バランスの崩れが大きくなるほどに、症状は増したり違う症状が出たりしていくわけです。


『骨』『筋肉』『内臓』『神経』のバランスをとり緊張を解放していくことで自然治癒力を引き出し治癒に向かってきます。

自らの体内環境が乱れることで外からの影響を受けやすくなり、姿勢が乱れ内臓の位置も崩れてくることもあります。

これでは痛みのある場所だけを治療していてもその時は良くてもまたツラくなってきてしまいます。

ですので、外側だけでなく内側をしっかり整える必要があります

お互いのバランスをとって緊張をほどいていくことで体のあるべき状態へと戻していくのです。

そして内側にも働きかけることで、より治療効果が出てくるのです。

あるべき状態に戻ることで自然治癒力も上がり、症状の改善、解消になります。




 認められている治療法
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欧米では大学が設立され、プロスポーツや小児治療など様々な分野で活躍している治療法です

筋肉や骨の調整以外にも自律神経やリンパの流れにも働きかけ、カラダ全体を整えていきます

治療法のひとつには頭の骨や骨盤を調整するものあり、子供の治療や妊婦さんの治療にも使えるものです。

アメリカではオステオパスは
ドクター・オブ・オステオパシー(Doctor of Osteopathy)(D.O.)

と呼ばれる第一職業学位(First professional degree)・称号を有し、

西洋医学医師(M.D.)と同様に正規の医師です。

D.O.はすべての州で「医師免許」を認可されており、

西洋医学医師(M.D.)と全く同等に「診断・外科手術・処方・投薬」等の全ての「医療行為」が認められています。

オステオパシー医学を学ぶ医学校も、西洋医学医師(M.D.)を輩出する医学校と同様に、大学院レベルに設置されており、通常は4年制です。



『鍼』
『灸』
『オステオパシー』



この三療法を組み合わせて 
気、血、水、骨、筋肉、自律神経、リンパ、ホルモン
バランス
などの調整を行っていくことで、局所のみのその場限りの治療に終わらず
 
長期にわたった健康維持を目標としています

根元(原因)を治療



動く生きたツボをとらえて内から外から治療する―
患者さんの状態によって使うツボ、場所も違います。

とおり一辺倒な治療ではなく、あなたにあった適切な治療を行っていくことで、効果に差が出てきます。

身体の内から、根元からの治療を大切にしています。


内からバランスを取り、身体をトータルに治療していきます。


また東洋古典医学では、内臓と精神は深くかかわっているとされています。

ですので

婦人科系や間質性膀胱炎

顔面神経麻痺


など内科的、神経的な症状や精神疾患にも大きな効果を発揮します。



気、血、水、骨、筋肉、自律神経、リンパ、ホルモンバランスgf0960032549.jpg

などを整える全身調整を体の内、外側に行い

局所のみのその場限りの治療に終わらず

あなたの体質や状態にあわせた治療を行います。 





小さなお子さんの治療やスポーツ治療―
img_007-thumb-250x166-601.jpg子供は次の世界をつくる宝です。

その子供たちが元気に過ごせるように治療を行っています。

親の気持ちとしては、極力お薬には頼りたくないものです。

治療では、小児はりとオステオパシーを使用します。 


両治療法とも痛みはなく、子供にも気持ちが良いと喜ばれています。

夜泣きや、
疳の虫、
夜尿症のほか 
湿疹や喘息、
アトピー

などの治療もおこなっています。


さらに当院ではスポーツ障害の治療やコンディショニングも行います。
なかでも 院長自身長年自転車競技を行っていることもあり、

ポジショニングの悩みの解決
坐骨神経痛、
膝や腰、肩の痛み、
落車によるケガを早くに回復させる

などの治療を得意としています。




カラダに合わせた治療―
1人1人鍼の刺し方ひとつとっても効果が違います。

浅く刺すのか、深く刺すのか鍼の刺す方向でもその効果が変わってきます。

特に当院で行っている接触鍼という治療法は、刺すことなく肌に少し鍼先が触れる程度の刺激です。

刺してもとれにくい症状にたいして接触鍼治療をおこなうことで治療側も驚くほどの効果を出すことがあります。

当然刺していないので痛みは全くありません。

子供の治療にも最適です。

オステオパシー でも同じです。
あなたの状態にあわせた治療を行います。

その為にしっかりとした丁寧な診断が大切なのです。


マッサージや電気治療をしてもすぐにつらくなくる

『診断結果は、問題ないので様子を見てください』
と言われたがつらいことにはかわりがない

つらいところを治療しているのに、一時的にしか楽にならない

お薬を使いたくない

・・・などのお悩みをお持ちでご来院される方も多く

お話をお伺いしていると 根本診断と治療ができておらず
ご自身でもどうしたら楽になるのか解らなくなってしまっていらっしゃいます。


一つ一つお話をお伺いして、問題点を洗い出しながら診断・治療を進めていきます。

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この5つのこだわりで結局何があなたに提供できるかというと

『痛みや症状の原因にアプローチできるので、一時的に改善するだけでなく、
体質や生活の質まで改善できると言うことです』

 
 
 

間質性膀胱炎への鍼灸治療

当院ではこのような間質性胱炎の治験例があり、一ヶ月たっても不快感が現れずに過ごせたという嬉しいお声もいただいています。


こうした 膀胱炎、特に間質性膀胱炎ににたいして東洋古典医学の考えに基づいて陰陽のバランスの乱れからくるものと考えています。


陰陽のバランスの崩れに下の((1)~(3))が加わることで、姿勢の崩れにつながり、ゆくゆくは痛みやコリなどのツラサの原因となるわけです。


  1. 内因(怒・喜・思・憂・恐・驚・悲etcの精神的動揺<ストレス>)
  2. 外因(風・暑・湿・燥・寒・熱の環境の変化)
  3. 不内外因(暴飲・暴食 過労・外傷・妊娠、出産、手術etcの(1)~(2)以外の原因)
『鍼』『灸』により内側の五臓(肝、心、脾、肺、腎)を整え、『気』『血』『水』をよどみなく流すことで内側と外側とのバランスを取ることで病に対して局所だけの治療よりも効果が出てきます。


膀胱炎は膀胱に熱があるために、痛みを伴ったり、熱を出すために何度も排尿したりします。

この熱をとる治療が大切になります。


また膀胱は『腎』と関連があるのでこれらにアプローチすることも一つですし

間質性膀胱炎は胃腸とも関連があるので、つながりのある『脾』にアプローチすることもあります。

figure.png また当院で取り入れている『オステオパシー』の考えのもと、『骨』『筋肉』『神経』『内臓』の相互バランスを取ります。



オステオパシーで間質性膀胱炎治療

 
img_001.jpg膀胱炎を起こす原因として腰や、骨盤周りの筋膜や筋肉の緊張が挙げられます


筋肉の緊張、姿勢不良からくる骨盤のゆがみなどが神経を介して、膀胱に刺激を与えて緊張を生み


不快な症状を発生させる要因となるのです。


お薬を飲んでいても筋肉は緩まないですし、骨のゆがみは元に戻りません


もしかするとあなたのその膀胱炎は、ちょっとしたひっかかりで起こっている筋肉の緊張を緩めればとれてしまうものなのかもしれません。


 


『 病は、体の正常な動きをブロックするところがあるから起こっているのであって、
  それを解消してしまうと人の持つすばらしい治癒力で良くなっていくものだ。    』

 

と言う考えがオステオパシーの原則にあります

まさしく膀胱炎もそうしたブロックを解消することで、治癒していくものなのです。


 例えば、膀胱炎は、腰の骨や筋肉の緊張から神経を介して内臓である膀胱に緊張が生まれて起こることりあります。

ですので、こうした緊張を解放していくことで、相互のバランスが取より治療効果が高まります。


当院ではこの『鍼』『灸』『オステオパシー』の三つの療法で多角的に診断し、外側だけでなく内側にも働きかけることでツラサの根本から治療していくことで結果を出しています。


 



お薬のようにその時の痛みや不快感を抑えるのではなくて、

痛みを発生させる原因をきちんと診断して治療していくsign01

それが大きな効果と違いを生み出します。



私があなたをお手伝いします

院長 松村明洋

『最後まで診る』を心にとめながら
病の解消と長期にわたってストレスにも動じない健康を目標としています


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むくみ

 

むくみ

むくむことを東洋医学では水腫といいます

体の中の水分の流れが悪くなり、顔や四肢、胸、お腹などにむくみを起こす状態を言います

これには表証(体表)の水腫と裏証(体内)の水腫があります。


 
 

表証(体表)

色々な外邪の侵入によって『肺』の気がスムーズに流れなくなります。

そして、水分の代謝が悪くなってしまいます。

また

水気病(すいきびょう)
 主に地表部分に停滞する水のことです
 浮腫、水太りと呼ばれる状態です。
 
ともいいます。


 

裏証(体内)

『脾』や『腎』の働きが弱っているために水湿を運ぶことが出来なくってむくみが出てきます

また裏証は、表証から変転して起こることも多いとされています


体内に余分な水分が停滞する病気を

湿病(しつびょう)
 関節を中心に停滞する水の病のことです
 現代でいう 関節炎、リウマチ などをさします


痰飲病(たんいんびょう)
 津液が粘って流れが悪くなった状態のことを言います
 腎臓病、心臓性の浮腫もこの痰飲によるものです

 にわけられます。
 

神経痛

一口に神経痛といっても、

座骨神経痛

顔面神経痛(三叉神経痛)

☑肋間神経痛

・・・など痛む部位が異なり、また糖尿病や脊髄・骨髄炎・ヘルニアなどの他の病とともに発症することもありますし

原因が定かではないものもあります


 

冷えが原因の一つ

東洋医学では神経痛は、外からの影響によって起こるとされています

特に冷え(寒邪)が主な原因となります。

多くの場合、過度な労働などのストレスに体が弱り、血が不足し、筋肉が疲労したときに、寒邪が加わると起こります

あるいは打撲や骨折、手術の後が瘀血(おけつ=流れにくい血)となり、血行が悪い状態に寒邪が影響して神経痛が発症します。




治療

ですので治療では、筋肉や骨へのアプローチに加えて体をたためる治療が有効になってきます

お灸はその代表格です。

人によって効くツボは変わってきますが、じわ~と体の芯にしみこむような温かみがありますhappy01


足三里や三陰交などはよく使われるツボです
足三里.jpg
『膝から指4っつ分下に下がった、すねの筋肉の部分が足三里』

『うちくるぶしから上に指4っつぶん上がった すのねの骨のきわが三陰交』


 


注意

①入浴

神経痛は、温めると楽になりますが、長時間の入浴は悪化させることがあります

温めた反動で、体温がとられて冷えてしまうからです。

 
②お酒
神経痛にお酒は厳禁です。

お酒は『肝』に負担をかけます。また血の陽気をどんどん発散さえてしまうので、ただでさえ疲労で不足したり弱っている血がもっと弱ってしまいます

またお酒の後は、反動で冷えていくのくので良くありません。

事実なかなか治らない座骨神経痛が、お酒をやめると劇的に改善していった例もあります。sun

小児の水疱瘡(みずぼうそう)治療の考え(鍼灸治療の場合)

 水疱瘡
☑ヘルペスウイルス科・・・《小水疱が密集した皮膚の病気。ヘルペスウイルス感染による単純疱疹や帯状疱疹をさす。疱疹ともいう》
 の水痘・帯状疱疹ウイルスの初感染による感染症です
☑冬から春の感染症(12~7月が多く、8~11月に減少)ですが、年間を通じて発生します
☑飛沫、飛沫核による空気感染または、接触感染で感染して、その潜伏期間は2~3週間です
☑乳幼児、学童のいずれの年齢でもかかります
☑母子免疫は、麻疹ほど強力でもないため、新生児でもかかることがあります
☑成人もかかることがあり、38度以上の高熱や全身の発疹など子供よりひどいケースが多いとされています
☑かかってしまえば2度目の再発はないと言われますが、感染しても発症しないだけで、抗体が消えれば再発する可能性があります
☑治癒後も神経節などにウイルスの潜伏が有り、ストレスや疲労や免疫力の低下している時に帯状疱疹として発症することがあります



 症状は
☑発熱と発疹で、それぞれの発疹は
 紅斑→紅色丘疹→水疱形成→膿疱→痂皮化(かさぶた化)を約3日ほどで経過します。また次々に新しい発疹が出るのも特徴です
☑水疱の周囲は暗褐色
☑全てが、かさぶたになって治癒とします。(目安は約1週間です)
☑この発疹は、多くが体幹に現れ、四肢には少ない。
☑頭皮や口腔などの粘膜にも出現します
☑体が温まるとかゆみが増す
☑健康状態が良好な体の予後は良好ですが、そうでない場合は重篤で、致死的経過をとることもあります。




 東洋古典医学では
ヘルペスによるものを 脾虚熱証として診断、治療していきます。

☑ヘルペスは陽明経から発散されなければならない陽気が、脾虚があるために発散されず、停滞して発症したものです。
☑肌肉に熱が停滞した状態です。
 熱の停滞が旺盛なので、陽明経から肺経に内攻することことがあります
☑神経痛のような痛みのある部位に鍼灸治療をすることで、ヘルペスが出ることがありますが、
  これは内に潜んでいた熱が発散されているよい兆候です
☑飲酒すれば、かゆみや痛みが増し治りも遅くなります。
☑陰経にできているものは治りにくいとされています
☑顔面にできているヘルペスは、顔面神経マヒや三叉神経痛を起こすことがあります
☑頭部のヘルペスは要注意です。脳へ内攻すると半身不随意や死亡する恐れもあります


●脈診では
脾虚ですが、胃腸症状はなく、陽明経の熱か肺経の熱かは、右寸口の浮沈で判断します
す。
脾虚の脈をしていますが、熱のある部位は他の脈より目立って感じます。
例えば小腸経の熱なら左寸口が他の部位より少し浮いています。
心や肺の熱なら左右の寸口脈が沈んで堅くなっています



●切経背診
脾経や陽経、脾兪、胃兪近辺の状態を診ます


●治療

脾虚で補ったあと、肺経の魚際を補うか孔最を瀉法する(脾虚肝実証の場合)
ヘルペスの水疱に対して透熱灸をすえることで、完治も痛みの引きも早くなる(瀉法)
ヘルペスのできている近くに浅い置鍼治療をする
接触鍼(せっしょくしん=刺さない鍼)も有効です。とくに小児や虚弱な方への治療の場合刺激量の注意も必要なため接触鍼にて治療することが有効でないかと考えています。
接触鍼にて、脾虚を補い熱をさばきます。




以上のことから
小児の水疱瘡(みずぼうそう)治療には、接触鍼による脾虚を補う治療を中心として、肌肉に停滞している熱を発散させることで、治癒をより早く進めることができると考えます。



鎖骨の負傷からの考え

鎖骨.JPG
鎖骨は自転車競技をやっていると負傷しやすい箇所ですbearing

乗車姿勢からの高い位置から肩から落ちるように落車してヒビや骨折などを起こしてしまいますsweat01

プロのレース映像をみていると骨折部位を手術して固定した状態でレースに戻っている選手も見ます

実際はきっちり治してしまうべきですが、プロですからそう休んでいられるものでもないのでしょう

ケアしながら走っているのだと思いますsign01

この鎖骨という部分は、大切で神経や血管が通っている箇所でもあります

また腕で上げ下げしたり、呼吸時などでも動いているところです

ここを負傷することで様々な病を生み出す元にもなります

☑胸郭出口症候群
☑胸の痛み
☑背中の痛み
☑肋間神経痛
☑肩のツラサ
☑腰痛
☑手のしびれ、むくみ
☑五十肩

・・・など

負傷跡や手術後は、筋肉が固まりやすく、流れも悪くなります。

また、代償動作(動きを別の動きでカバーする)ために、初めは状態が悪くなかったところに負担がかかり、ツラサに変わることにもなります。

ですので負傷後、治療にて一見 元に戻っているように見えてもその後のケアが大切になりますgood


ここを治療ポイントとすることで、上記のような様々な病の治療にもなります









首の治療で内蔵調整

前回 自律神経(交感神経と副交感心)の働きについてざっくりと書きましたhappy01

交感神経は胸髄と腰髄から出る神経です。

副交感神経は脳幹(中脳、橋、延髄)と仙髄から出る神経ですsun

 迷走神経
そして副交感神経で脳幹から出ている神経を迷走神経(めいそうしんけい)と言います。

これにアプローチすることで、緊張状態にあって活動悪い 内臓諸器官を調整して体の不良を改善していくことができますgood

副交感神経であるこの神経は、
延髄から出ています。そして、頚部を下降してdownwardright

心臓。気道。肺。肝臓。胃腸管。肝臓。膵臓。脾臓。小腸。大腸。などに働きかけてその活動を促してきます

Scan1 (3).JPG
(クリックして
拡大できます)confident
迷走神経②.JPG
ですので、単純に考えても首回りの緊張は良くないんですねbearing


 オステオパシーでアプローチ
当院では、内側からもしかり体調を整えて総合的によりよい状態になるよう目指しています。

ですので、鍼灸と併用して行うオステオパシーでも 内側にアプローチすることで様々な病の改善をしていきます。

そのうちの一つが、この迷走神経へのアプローチです。

首、頭への手を使った手技で、障害となっているところを解放して迷走神経へ働きかけます。

この治療で様々な病の改善を目指します。happy01

例えば
☑逆流性食道炎
☑食欲不振
☑首、肩こり
☑胸回りの息苦しさ
☑鼻炎
☑目の病

・・・などなど
ほかにも一つが良くなれば連鎖的に障害が解放されて、他の病も改善されていくこともあります。
☑腰痛
☑ばね指
☑背中の痛み
☑肘の痛み
☑手のしびれ
☑高血圧
・・・などなど

状態によっては、迷走神経への手技だけでとれないことももちろんありますが、

その他の体の調整手技の効果を引き上げたり、鍼灸と併用することで、治療効果に違いが出ます。happy01

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