あき鍼灸院

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京都市中京区
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あき鍼灸院 ブログ

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めまい(眩暈)の治療について

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こんにちは
 

京都市中京区二条 あき鍼灸院のブログをご覧頂きありがとうございますhappy01


現代医学てきにいうと、めまい、立ちくらみなどをうったえるものは

貧血症

高血圧症

低血圧症

メニエル病


・・・などです

またこれら以外に原因不明のものや 動脈硬化や脳出血によるものもある
 
東洋医学では症状としてでる『めまい』は結果として起こっているので、その原因となっているところを治療していきます

そして症状はそのまま診断の貴重な情報にまりますのでその時々の問診や切診などが非常に大切なのです
 
そうした症状などの診断から出されるめまいの原因は様々あります

その一つに
『肝虚証』があります
【肝虚証】
肝の精気が虚し、様々な病因が加わって肝の蔵している血が虚した状態をいいます

ざっくりいいますと『肝が弱り、血の力も弱った状態』です

先天的な体質で肝が弱い人もいますが、他の要素としては

過労や強度の高いスポーツ、

大きな手術や出産など

過度な食事制限、ダイエット

成長期や月経時によるもの などが肝虚の状態を作り出します。


この肝虚には熱証寒証があります

それぞれのめまいを起こす特徴としては

肝虚熱証→頚や頭を動かすと めまいが起こる となります
他にも
寝返りをすると目が回る

不眠、イライラする

肩がよくこる

頭痛がある

のぼせる、顔がほてる

耳の病気になったことがある 

出産後のめまい

 などの症状もあらわれます


肝虚寒証→立ちくらみ、回転性めまい となります
他には
立ちくらみ

出産後のめまい

手術後の体調不良

全身の力が抜けている感じがして すぐに横になりたい


 
次に『脾虚証』
【脾虚証】
脾の精気が虚して、様々な病因が加わり、脾の持っている気、血、津液が虚した状態をいいます

脾は胃の力をコントロールしているところですので、ここが弱ると食べ物から十分なエネルギーをとれないばかりか食欲も落ちてしまったりするところなので大切なところです

アレルギー症状などとも関係の深いところですが、今回はめまいからみた状態で進めていきます

脾虚証での めまいは、脾虚寒証脾虚胃虚熱証があります

脾虚寒証は脾の血や津液が虚してしまい、胃の陽気も虚して胃寒になった状態です。

脾虚寒証の時、めまいだけでなく次のような状態が体に表れていることがあります

小便が少なくその勢いも弱い

小食

下痢しやすい

手足や全身が冷えて虚脱感がある

めまいが起こっているときは立ち上がれない

湿気が多いときや雨降り時やその前の時にめまいが起きやすい




脾虚胃虚熱証は、脾の津液が虚して胃腸に熱が多くなった状態です。

小便が少なくて腹痛、下痢がある

口渇がある

めまいがないときは食欲がある

めまいが起こると吐き気、嘔吐 頭冒(ずぼう=帽子をかぶっているようなモヤモヤ感)、頭重感があり吐くと楽になる

寝ていても目が回る

乗り物酔いしやすい

暴飲暴食後に めまいになりやすい

などの症状が表れます。

肺虚証、腎虚証
【肺虚証】
肺の精気が虚して陽気の発散や循環が弱くなっているときに、外邪(主に風、寒)に侵されると、陽気の循環が悪くなり悪寒を発生さえてしまう。また循環しなくなった陽気が停滞してしまうので発熱するような状態です。

肺虚からくるめまいの時に見られる状態は 肺虚肝実熱というモノです
これは、肺気の循環が悪くなり、肺の子である腎の津液が虚したために潤いがなくなって肝に血が停滞してしまった状態です


【腎虚証】
肺虚証のところでもあるように腎の津液(水)が少なくなった状態です。

年齢を重ねたご老人や幼い子供などは、腎がしっかりしていません。



【症状】
【肺虚肝実証】
不眠、肩こり、気鬱(きうつ)状態がある

便秘している

【腎虚熱証】
のぼせてフラフラする

頭がゆらゆら揺れている感じがする

急に立ち上がるとフラフラして動悸がする

腹痛はないが下痢している

めまいがないときは食欲がある

小便の回数が多い

腰痛がある
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『メニエールのめまい』をオステオパシーから考え治療する

こんにちは、
 

京都市中京区二条 あき鍼灸院です。


ブログをご覧いただいてありがとうございます。

めまいには

☑回転性のめまい

☑動揺性(ふわふわした)のめまい

☑立ちくらみによるめまい


があります。

メニエールででてくるめまいは回転性のめまいが特徴です。

自分自身の周りがぐるんぐるん回るのです。


 

回転性めまいについて


このめまいの原因は、耳の中にある三半規管の問題と言われています


三半規管は
耳の中.JPG
球形嚢
卵形嚢
半規管
の三つで構成されています。

球形嚢と卵形嚢には耳石(平衡砂)がはいっていて
『静的平衡感覚』

『乗り物が発進するときにかんじる加速度』を感知します

半規管には、リンパがありこのリンパの動き
三半規管.JPG
を有毛細胞で感じることで運動しているときに頭がどの方向へ回転しているのかという
『動的平衡感覚』
を感知します。

これらの感覚は『前庭神経』を介して延髄に伝えられます。

また一方では目(外転筋)の運動核と小脳や脊髄に連絡して、眼球運動や姿勢を反射的に調整する動きを起こす役割を持ちます。


回転性めまいは前述の

☑リンパの異常
☑前庭神経の異常

によって引き起こされます。


 
 

リンパの異常

特に
メニエールでの回転性のめまいは、別名『内リンパ水腫』ともいわれて、リンパの状態との因果関係をいわれていあます。


多くは自律神経の問題によりホルモンバランスが崩れ、免疫力も下がること。
これに伴った血行障害やヘルペスウィルスの関与などが言われています。

ですがこのリンパの異常が何故起こるのかと言う原因は、西洋学的にはっきりとしていないようです

 
 

前庭神経の異常

前庭神経が異常亢進してしまうのですが、これも自律神経の異常によるところとそれに伴ったヘルペスウイルスの関与が大きいとされています。

 
 

オステオパシーでのメニエールの考えと治療


これらの異常に対してオステオパシーでは、体の動きがブロックされているところがあるために、他の場所が必要以上に働いて身体の異常を引き起こすと考えて治療していきます。

例えば三半規管は図でもわかるように側頭骨にあります。
側頭骨.JPG

頭の骨は
☑前頭骨 1個

☑頭頂骨 2個

☑後頭骨 1個

☑側頭骨 2個

☑蝶形骨 1個


の合計 5種7個の骨で構成されています。

 
 

脳脊髄液との関係

 
それぞれの骨は、『脳脊骨髄液』の流れに同調してかすかに動いているのですが、この動きがどこかの部分で悪くなっていると他にもひずみが生じて様々な症状が出てきてしまいます

頭蓋骨の中、脊髄の中を巡っている髄液の流れも阻害され脳脊髄液の圧力が増します

増した脳脊髄液の一部が内耳の中に入り込み、リンパの量が増え、流れが悪くなることで、三半規管に影響を与えます。

また神経の異常亢進を生み出し、自立神経の異常にも関連してきます。

ですので、頭蓋骨にアプローチしその動きをなめらかにして、脳脊髄液に流れをよどみのない状態へと導いていくのです。

そのアプローチは、繊細で微弱なものです。ソフトタッチで頭を包み込むようにして治療を行っていくのです。




 

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