あき鍼灸院 ブログ

神経痛

一口に神経痛といっても、

座骨神経痛

顔面神経痛(三叉神経痛)

☑肋間神経痛

・・・など痛む部位が異なり、また糖尿病や脊髄・骨髄炎・ヘルニアなどの他の病とともに発症することもありますし

原因が定かではないものもあります


 

冷えが原因の一つ

東洋医学では神経痛は、外からの影響によって起こるとされています

特に冷え(寒邪)が主な原因となります。

多くの場合、過度な労働などのストレスに体が弱り、血が不足し、筋肉が疲労したときに、寒邪が加わると起こります

あるいは打撲や骨折、手術の後が瘀血(おけつ=流れにくい血)となり、血行が悪い状態に寒邪が影響して神経痛が発症します。




治療

ですので治療では、筋肉や骨へのアプローチに加えて体をたためる治療が有効になってきます

お灸はその代表格です。

人によって効くツボは変わってきますが、じわ~と体の芯にしみこむような温かみがありますhappy01


足三里や三陰交などはよく使われるツボです
足三里.jpg
『膝から指4っつ分下に下がった、すねの筋肉の部分が足三里』

『うちくるぶしから上に指4っつぶん上がった すのねの骨のきわが三陰交』


 


注意

①入浴

神経痛は、温めると楽になりますが、長時間の入浴は悪化させることがあります

温めた反動で、体温がとられて冷えてしまうからです。

 
②お酒
神経痛にお酒は厳禁です。

お酒は『肝』に負担をかけます。また血の陽気をどんどん発散さえてしまうので、ただでさえ疲労で不足したり弱っている血がもっと弱ってしまいます

またお酒の後は、反動で冷えていくのくので良くありません。

事実なかなか治らない座骨神経痛が、お酒をやめると劇的に改善していった例もあります。sun