あき鍼灸院 ブログ

悪阻(つわり)の東洋医学からみた分類

こんにちは
 

京都市中京区二条 あき鍼灸院のブログをご覧頂きありがとうございますhappy01


悪阻(つわり)は一口にいっても症状のでかた、つらさは人それぞれです。

東洋医学ではこれを原因から分類して治療にあたります

ご参考くださいconfident


①脾胃虚弱による悪阻
症状 妊娠後約2~3ヶ月に出現
    むかつき、嘔吐
    食物のにおいを嗅ぐだけで気持ち悪くなる
    または、食べるとすぐに吐く
    
随伴症状: 精神倦怠、大便溏薄(軟便)、息切れ



②肝胃不和による悪阻
症状 妊娠初期に出現
    苦水または酸水(胃液)を嘔吐する
    脂っこい食物を嫌う
    または食物のにおいを嗅ぐだけで気持ち悪い
 
随伴症状: 口苦い、噯気(げっぷ)、よくため息をつく、精神の抑鬱、頭が重い、頭痛



③痰湿による悪阻
症状 妊娠初期に出現、痰涎(ねばついたよだれ)を嘔吐する

随伴症状: 胸悶(胸がつかえる)、食欲不振、口が甘く粘つく、または味がわからない、大便溏薄(なんべん)、浮腫(むくみ)