妊婦さんへの治療 : 産後の不調

こんなお悩みをお持ちの方

  • 産後、今までなかった症状が出てきた
  • 肩こり、腰痛、めまい、カスミ目、肘や手首の痛み、しびれ、尿漏れ・・・などがある。
  • おっぱいが出にくい
  • お薬は使いたくない
  • マッサージなどでもその時だけしか効果がない
  • 鍼灸が良いと思うが、どこにいったらよいかわからない

お母さん方には頭が下がりっぱなしです。
朝から晩まで、働いて、小さな赤ちゃんがいらっしゃるとぐっすり寝る時間もとれないと思います。
こんな忙しさのあまりご自身のカラダのツラサは二の次というお母さん方は少なくないはずです。
中には産後の腹痛でつらい方もいらっしゃるでしょう。

寝不足や、生活の変化、出産などで人は 『血』をたくさん使います。そして使いすぎが原因で、様々なつらさが出てくるのです。
『血』の不足からめまい、カスミ目、おっぱいが出にくいなどでお悩みの方もいらっしゃると思います。

こうしたお悩みやツラサは、産後の環境の変化、身体の急激な変化によるところが少なくありません。

産後の不調の鍼灸治療

治療について

出産は大変なことです
医療がいくら発達したからといって、お母さんへの影響は今も昔も大変なものがあります
それに出産前に1年近く赤ちゃんがお腹にいるわけでわけですから、出産だけに体力を使うだけではないのです。
妊娠~出産~育児は、重ね重ねになりますが大変です
妊娠中は赤ちゃんにたくさんの血をおくります
出産はご存じのとおりたくさん出血します
そして育児でもたくさん血を使います。おっぱいは血でできていますし、寝不足なども血を使います
そうです!
お母さんは休む間がないのです!!
これは、内臓の働きも同じです。
たくさんの血を使うことで、関わりのある肝だけでなくその他の臓器にも負担をかけているのです。
ですので
当院の治療では、肩や腰へのアプローチはもちろんですが、血の不足を補う治療を行います
具体的には『肝』や『脾胃』の働きを助けるツボを使うのですが、この根本からの治療行うことで
肩や腰だけを揉んだり、電気をかけたりするような局所的で一時しのぎの治療にならず、芯から体の回復を促すことができるのです

お心当たりはありませんか?

  • もんだり電気を当ててもその時は楽な気がするが、すぐに元に戻る
  • 肩や背中が痛む
  • 頭痛がする
  • 腰が痛い
  • 脱毛が多い
  • アレルギーが出てきた。または強くなった
  • 寝ているの疲れが取れない
  • 寝不足が続いている
  • イライラが多くなる

などといったことは、血の不足や流れの悪さが関係しているのです。
女性は体質的にも血に関連する病が多くなる傾向があります。
ですので、血にアプローチするような根本治療をしていくことで産後の不調からの脱出をはかれますしおっぱいは『血』を使って作られます。
ですので、体を整えていくことで、おっぱいを出やすくします。
ほかにも閉経後の更年期への影響もより小さく少なくすることができるのです。
五臓(肝、心、脾、肺、腎)を整え、『気、血、水』をよどみなく流し、体のバランスをとることで、ホルモンバランス、筋肉や神経、骨のバランスもとれていきます

産後の不調をオステオパシー治療

妊娠~出産は体の変化はとても大きなものです!
筋肉の着き方も変わりますし、妊娠中の姿勢が産後にも響きます
骨盤周囲の変化などその負担がとても大きなものになります
オステオパシー治療では、や妊娠~出産時に起こる体の変化によって固まった筋肉や緊張している筋膜を解放し、脊椎や骨盤の働きを調整し、神経的、内臓的にも体の本来のバランスをとっていく治療です。
例えば、出産時に女性の骨盤は、赤ちゃんが通りやすいように開きます。
骨盤は左右の寛骨と呼ばれる骨と、仙骨と呼ばれる骨と 尾骨と呼ばれる骨で出来ています。
これらの骨が出産時にお互いに開くことで、産後、元に戻っていくのですが、左右の戻りが悪くて片寄ったりしていると、腰や内臓にも緊張が伝わり、腰痛や便秘、膝の痛み、肩のこりなど不快な症状を生み出してしまいます。
ですので、オステオパシーの手技で緊張をほぐしかたよりをとっていく治療を行います。

こうしたアプローチを全身に行い『骨』『筋肉』『内臓』『神経』の相互バランスをとることで病から解放していくのです
『鍼』『灸』『オステオパシー』の三療法を持ってカラダのバランスが取れてくると心身のバランスも安定していきます。こうした治療を続けることで肉体的、神経的にバランスの取れた状態になりそれぞれの症状が改善していきます。
大変なこともあるけれど、小さな喜びも大きな喜びもたくさんあるのが子育てです。
元気に子育てを楽しめるようにサポートしてまいります。

おひとりで悩むのではなく、まずはご相談ください。