妊婦さんへの治療 : 肩こり/腰痛

こんなお悩みをお持ちの方

  • 妊娠中で肩こりや頭痛、腰痛などがある
  • お薬は使いたくない
  • マッサージなどでもその時だけしか効果が無い
  • 鍼灸が良いと思うが、どこにいったらよいかわからない

妊娠に伴った変化に身体がついていけていない時に、妊娠中の不調は起こりやすくなります。
肩こりの他にもむくみや股関節の痛みコムラ返りなどのつらい症状を抱えているお母さん方はたくさんいらっしゃいます。
そしてこうした妊娠中の肩こりや腰痛などの不調は仕方がないとお考えではないでしょうか?

確かに身体の急激な変化に伴ってカラダへの負担は大きくなります。
それに伴い例えば坐骨神経痛を併発することも珍しくありません。

西洋学的には、妊娠~出産におけるホルモンバランスの変化や姿勢の変化などに体がついていけずに不調が起こるとされています。
東洋医学では赤ちゃんは陽気の塊です。お母さんの体のバランスが崩れて、赤ちゃんの陽気によってさらに片寄った体調となって不調となっていきます。
また逆子の原因も母体の不調、陰陽の乱れが原因です。

鍼灸で治療

当院では妊婦さんの肩こり腰痛などにたいして東洋古典医学の考えに基づいて陰陽のバランスの乱れからくるものと考えています。東洋古典医学では病は陰陽のバランスの乱れからくるものと考えています。
この東洋医学では全身を診て、体の陰陽のバランスを整えることが大前提にされています。
そして陰陽のバランスがとれている状態とは、五臓(肝、心、脾、肺、腎)の相互バランスが取れて、体の中の『気』・『血』・『水』という3つが滞りなく流れているということです。

陰陽のバランスの崩れに下の((1)~(3))が加わることで、姿勢の崩れにつながり、ゆくゆくは痛みやコリなどのツラサの原因となるわけです。

1.内因(怒・喜・思・憂・恐・驚・悲etcの精神的動揺<ストレス>)
2.外因(風・暑・湿・燥・寒・熱の環境の変化)
3.不内外因(暴飲・暴食 過労・外傷・妊娠、出産、手術etcの(1)~(2)以外の原因)


このバランスを『鍼』『灸』でとり、内側の五臓(肝、心、脾、肺、腎)を整え、『気』『血』『水』をよどみなく流して、内側と外側とのバランスを取ることで病に対して局所だけの治療よりも効果が出てきます。

治療を続けていくことで 根本的な体質の強化につながり 崩れにくいカラダにしていきます こうした治療を続けることで心身ともに健康的な楽しいマタニティーライフがお送りできるようにサポートしてまいります。

嬉しい効果

嬉しい効果としては、訴えていた以外の不調も改善されていくことがあります。
肩こりや腰痛やシビレなどの症状が一緒に取れていくことがあります。
不調を全身の乱れとしてとらえるからこそこうした効果が出てくるのです。

オステオパシーで治療

カラダ、各ユニットは複雑に関係し合う。

また東洋古典的な『鍼』『灸』に加えて『オステオパシー』では、『骨』『筋肉』『神経』『内臓』の相互バランスを大切にしています。

神経の緊張は筋肉や内臓に伝わりますし骨の歪みは、内臓、筋肉、神経へと緊張を生みます。ですので、この緊張を解放することで、相互バランスが取れて痛みなどの不快な症状の改善へとつながります。お互いのバランスを取り緊張をほどいて身体のあるべき状態に戻していきます。

妊婦さんへの治療の一例としては骨盤を調整し腰の筋肉の解放を行います。
また骨盤、腰骨の調整だけでなく背中や、負担のかかるお膝や足首を調整することで、全体のバランスが取れ、緊張やつらさがとれていきます。

こうした調整を身体に施術することで、自ずとバランスのとれたところに身体が戻っていくのです。
自らの体内環境が乱れることで外からの影響を受けやすくなり、姿勢が乱れ内臓の位置も崩れてくることもあります。これでは痛みのある場所だけを治療していてもその時は良くてもまたツラくなってきてしまいます。
ですので、外側だけでなく内側をしっかり整える必要があります。

内側にも働きかけることで、より治療効果が出てくるのです。
当院ではこの『鍼』『灸』『オステオパシー』の三つの療法で多角的に診断し、外側だけでなく内にも働きかけることでツラサの根本から治療していくことで結果を出しています。『鍼』『灸』『オステオパシー』の三療法を持ってカラダのバランスが取れてくると心身のバランスも安定していきます。こうした治療を続けることで肉体的、神経的にバランスの取れた状態になりそれぞれの症状が改善していきます。
おひとりで悩むのではなく、まずはご相談ください。

おひとりで悩むのではなく、まずはご相談ください。