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あき鍼灸院 ブログ : ばね指、肘の痛み
肘の痛みについて
肘の痛みは使いすぎたり、冷房などによる風、寒などで冷えるなどで痛みが出てきます
重いモノを持ち上げたり、鍋やフライパンを振ったりするようなお仕事のかた
冷房が効いた部屋、しかも直接その冷風をあびるような場所で仕事をしている方
他には肘を打ったり、以前の骨折などのケガが元で瘀血(おけつ=血の流れが悪い)が起こり、痛み出すこともあります。
肘の痛みは、局所だけでなく、腕全体や慢性的なものになると首や肩まで緊張が波及してしまっていることがあります
その波及は姿勢を崩し、赤ちゃんをだっこしているお母さんなどは、腰をゆがませていることもあり腰痛や膝痛みの原因にもなっていきます
ですので、肘だけのアプローチに加えて腕、首、肩周りや腰などを診断治療していく必要性があります。
東洋学的見解
①風寒湿による肘の痛み
湿気の多い場所に住んだり、または雨に濡れたり、睡眠中に風寒湿の邪が虚(体の弱り)も乗じて肘関節部の経絡に侵襲して、気血の運行が滞り肘痛みが起こる
主症状 : 肘のだる痛み、重だるさ、倦怠感、雨や曇りのときに症状が増す
随伴症状 : 温めると軽減する。 伸ばしたり縮めたりすると痛む
②労損による肘の痛み
テニス肘など代表的である。ほかに子供をだっこしているなど長期にわたった負荷が肘にかかると、ひじの経筋、絡脈を労損して、気血の運行も悪くなり痛みが起こる
主症状 : 肘の外側の痛みや無力感、肘を屈曲してモノを持つと痛みが増す
随伴症状 : 肘の外側に痛みが出る。 肘を伸ばせない、動かすと痛む
③気帯瘀血による肘の痛み
肘の打撲や骨折、手術、そして出産など血を使うことまたは、血の流れの滞りにより、経絡を損傷して気血の運行が滞り肘の痛みが起こる
主症状 : 動かすと痛む、打撲などをしている。 腫れ、疼痛
随伴症状 : 圧痛、運動制限
東洋学では痛みの原因となるものは一人一人違うとしています
単純にシップや痛み止めなどを服用して止めようとしても、痛みの成り立ちが違うために一時的もしくは効かない場合が多いばかりか、かえって悪化させてしまうこともあります。
ですので、通り一遍当な治療ではなくなぜ痛みが出ているのかを診断して、状態にあわせた治療行います
例えば冷えて痛んだり、曇りや雨が降ると痛むものは、湿を取り除く治療をしていくのです
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