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あき鍼灸院 ブログ : 体の使い方
筋膜について
横隔膜について
横隔膜
呼吸をするうえで大切な呼吸筋です
息を吸うときは下に下がり肺に空気が入りやすくします
息を吐くときは空気を押し出すように上ります
呼吸が浅かったり、喘息などをもっているときに治療点の一つになります。
首や肩に症状がある方は、腹式呼吸がしにくく横隔膜をしっかり使えていないこともあります。
また 体幹のインナーマッスルの一つですので
腰や下肢の治療をするときも関連していることもありますので,呼吸器系に問題がある方などは特に診ておくことが大切です。
拡大してご覧いただけます
体の使い方 (Jさんとのやりとり編)

メールにて、体の使い方について意見交換をしていました。

実際にからの動きを見れていたわけではないのですが、その方の感じ方、使い方をフィードバックしていただいて、アドバイス→フィードバックというように繰り返しています。
個人の感覚や感想に沿ったものなので、一般的に当てはまるものではないかもしれませんが、参考になればとまとめてみました。
今回のテーマに沿ったものを載せています。ですので、合わないところなどは、一部割愛、修正して載せています。

意見交換をさせていただいている方を ここでは、Jさん(仮称)とさせて頂きます。

Jさんのご協力のもと発信できる情報です。ご協力ありがとうございます。

丹田とペダリングについての関連性について知りたい。
あき鍼灸院
よく腹圧っていううのを、自転車の雑誌でもやってますけどこれと同じことです。ぺダリングは疲れにくい筋肉をどう使うかが大切です から、丹田を意識したときに、おしりの筋肉とか太もも裏の筋肉が使えてればOKです。 前モモとか膝が疲れちゃうのは良くないデス。 腹圧でいえば意識の仕方は選手によりけりですけど、バランスボールを胸からお腹まで抱えていてお腹で押し出す感じで乗られている自 転車選手もいます。
やはり、前モモの筋肉痛です。先日、ペダリングが悪いと片足ペダリングを教えてもらったが、ほとんどできない。これも前モモの筋肉 痛と関係あるんだろうか?聞くと、踏みすぎだと。足は添えているだけ
踏込でも筋肉疲労が起こるのはお尻だったり太ももの裏が良いんですよ。試にクリートを一番後ろにしてみて下さい。
Jさん
スキーの時に丹田を意識して、股関節から板に圧をかけて、板を回すイメージで滑るけど。左足はいけるが右足になると動かせない。の と遅れる。これは何故か?これを意識してから滑りのバランスはよくなった。
あき鍼灸院
重心の問題ですよね 自転車と一緒ですね たぶん 左は頭から足裏まで一直線に乗るんですよ。右が乗らないのはどこかで崩れてるんでよ。 神経がそうしたカラダの使い方を覚えてないから重心が分散しちゃうんじゃないかなと 丹田に意識を持って、片足ずつスクワットを交互にしてみて下さい。 初めはフラフラしますけど、慣れてくると簡単にできるようになりますよ 注意点は、前モモと膝に体重が乗らないようにすることです。 膝から曲げるんじゃなくて、お尻を落としていきます お尻や後ろモモに力が入っている感じがしたらOKです。
滑る前に、軽くこの動作を行って、意識しやすいようにしてみて下さい。
意識できて、筋肉もつけば、膝も深く使えて、上半身も安定しやすくなってくるはずです。
最終的には、下半身は柔らかく使って、上半身でバランスや踏み込みができるようになってくればよりバッチリデス
これができるようになって、自転車でも同じ感覚が出てたら走りの質が変わりますよ!
まずは、片足ずつスクワットで重心チェックです! いきなり深く曲げないでくださいね。
Jさん
右はかなりバランス悪い、接地面も少ない感じです。これをクリアしないと現役復帰はない
あき鍼灸院
いえいえ☆ 一週間も続けてたらすぐ変わりますよ!
Jさん
外反母趾かもしれない
あき鍼灸院
なるほど☆ 中敷きいれてみるのもてっとり早く効果出るかも・・・
Jさん(インソールは自転車、スキーともにお持ちだったようで、感想としては)
『自転車は土踏まずのとこ埋まってるので力逃げない スキーも隙間なくなるとあたりがなくなった。』
Jさん
スクワットの効果ありました。ただ、丹田の意識を持っておかないと。まだまだ、力が逃げてる感じ
Jさん(スキーレッスンでコーチから聞いた話を教えていただけました)
『スキー操作は背骨の何番と何番だけで、できますと!』
最初は肩甲骨から動かすいうのはイメージできる
けれど背骨で操作がわからない
あき鍼灸院
背骨にも頸椎 胸椎 腰椎 とあるんですが、胸椎と腰椎の移行部かな そこを動かすというより、そこに支点を置くような意識をもって身体を動かすことやと思うんですが・・・
胸から下を使って操作する感覚になると思います。・・・がどうでしょうか?
実際は身体の動きは連動して動いていきますから、一部分だけを動かしてるわけではないですけど、支点を決めて動かすことで、パフォーマンスの質は、確かに変わりますよ。
ですから丹田に意識を持っていったり、背骨だったり、肩甲骨であったり、頭だったりに、支点を一か所 意識的に作って動かしてみるとしっくりくる動きがあると思います。
その人それぞれに、うまくいく支点があると思うんです。
まずは、意識して試してみて、なんか違ったら今まで自分がしっくりきていた支点や感覚に戻って、また違う感覚で滑ってみる。自分の今までの感覚よりも良い感じがするなら、それで滑ってみるの繰り返しですかね~
プロに行く人たちはこうした感覚とかみんなが引っ掛かるようなところを自然にできちゃっている。人達やと思います。
胸椎かと。丹田を支点にすると、動きの中でつまることが、多々ある。
スキーでは丹田に緊張感をもたせても、どこか上半身に力がはいってる。直近ではゴルフの動きかな。丹田を支点で下半身始動の動きはできるけど、クラブが振り切れない。胸椎に支点をすることでイメージができそう。背骨を軸として左右肩甲骨を回す。 これはスイングがイメージできる。スキーは肩甲骨から動かすことで上半身は立つ感じ、背筋が張る?このことで軸が安定するのかな?重心が上に移動。スキーはイマイチ、イメージがわかない。
あき鍼灸院 意識の違いで 今まで使わなかった場所を使うので、カラダの変化はありますよね。 逆に今までは筋肉痛になったところを使えてない状態で出していたパフォーマンスなので、そこに筋肉がついて使えるようになると、もっと力の伝達がスムーズになるかもしれないですね。 今までと違う使い方をするという意味では、違うスポーツをすることもいいんですよ! 弱いところを強くするということもそうですが、今までずっと使ってたところを休ませるという意味もあります。 水泳なんかいいですし スキーのクロカンも全身運動なんでいいと思うんですよね☆
体の使い方② (肩甲骨)
体幹のねじれ
今回は体幹のねじれです
体幹とは?
お腹だけと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが
体幹には 胸、背中、お腹、腰とあります
これらを総称して体幹としています。
この体幹がしっかりとしていて ここから生み出される力が→手足~末梢に伝わることで
ケガを防げたり、より良い動きができると考えています
逆に左右の手足の動きをお互いに伝えて、連動していくにも体幹を介して行われます。
体幹から始まる病
ですので 体幹がケガや手術など何らかの障害が原因でねじれてしまい、緊張して悪いことにそのねじれが固定されたまま
生活を続けていくと 手足~末梢にまでねじれの影響が出てきます
手足に症状があらわれていても実のところ原因は、体幹にあるので手足の症状だけアプローチしていても改善しなかったり
一時は良くてもまたぶり返すということを続ける事になってしまいます。
そこで治療の際に 必ずこの体幹へのアプローチを入れるようにしています。
例えば変形性股関節症で腰や臀部~下肢に辛さが生まれやすい方でも 体幹の治療を入れ
ると動きや辛さに明らかな違いが出てきます。
スポーツのパフォーマンス向上にも大切です
たとえば、自転車のポジションを決める際にも この体幹をから生み出す力を足に上手く伝えらるかを
考え感じ取りながら決める必要があります
その際にねじれがあると最初に決めたもの(クリートやハンドル、サドルの位置や高さなど)
が次はしっくりこなかったりということになりかねません。
体幹を整えましょう
体幹を整えて上手く力を伝えらるようにし、それを体に覚えこませる必要があります
それまで意識していなかったところに力が入るようになり、上手く力を伝えらるように
ればOKです
幹がしっかりとしていれば疲れにくく 少しの力で大きな推進力を得ることが出来るようになり
ます
またケガなどをしてもパフォーマンスとしても意識としても軸がハッキリしていれば治療や修正
がより早くなりますし 後に引きづることも少なくなります。
スポーツをされているいないに関係なく、大切なことです
身体を日頃からあまり動かす機会の少ない方ならなおさらです
ディスワークや長時間の運転、同じ姿勢を長い時間とっているなどのお仕事をされている方は
身体の負担が偏ります。
座って足を組んだり、肘をついたりしていて、その後のケアのないままに生活を送っていると
左右差が大きくなってしまい、不調の原因の一つにもなってしまいます
坐骨神経痛や腰の痛み、肩こりなどもそうです。
一度ついてしまった癖は戻すことが大変です
ストレッチや運動などで解消されていきますが、大きく左右差が出てしまっている場所は、悪い癖がついてしまい
なかなか戻りません。 自分自身で行うケアもどうしても主観がはいいってしまうので。見落としてしまうところが出てくるものです
自分の身体を見ていると どうしてもつらいところ、痛むところに集中しがちですが、実は原因は別のところにあったりもします
そうしたことも含めて、なかなか改善しない不調に足してはやはり第三者の目が必要になってきます
治療を進めていくなかで患者さん自身が気づいていないところはあるかな?と注意しながら診断と治療をしていきます。
TEL.075-231-7170
メールでもお受けいたしております。
体の使い方
こんにちは、あき鍼灸院です
℡075-231-7170
京都市中京区東洞院通り二条上る壺屋町512-1
(御所と京都新聞さんの近所です)
今回は、体の使い方についてです
以前書いていた ブログを見なおしてのものですが
さて
上の図↑は運動する中での動きの連動、使う筋肉の場所を表しています
赤丸が特に自転車競技で重要視する筋肉群があるところです
赤丸の部分は ハムストリングなどの持久力に優れて大きな力を生み出せるところです。
緑線は筋肉の連動を表しています。
体を壊す使い方
この緑線とは逆の動きをすると ふくらはぎが肥大して痛めやすくなります
また前モモを中心に使ってしまうために膝痛の原因にもなります、
腰の緊張を生み→腰を痛め、大胸筋を使い→猫背になる という流れになります。
これら一連の流れの中で使われる筋肉群は、姿勢のバランスをとるという一瞬の力がかかるには大丈夫ですが
連続して大きな力を発揮するには向いていません
無理矢理 使い続けると大きな力でないばかりか、故障の原因にもなりかねません。
日常生活にも関わります
そして、これを継続して使い続けることで、筋肉の硬さを生み、姿勢の不良、腰痛や肩こり、
ふくらはぎの肉離れストレートネックやヘルニア、膝痛やシビレなどを生み出す原因にもなります
負担をかける体の使い方で、日々の暮らしの中にも悪影響が出てきてしまうのです。
一度悪循環には入ってしまうと立て直すには時間が必要です。
負担の少ない体の使い方をしましょう

緑線をたどっていくとお腹周りの丹田も含まれます。
自転車選手では腹圧を使うことが情報で流れていますが、腹圧を使うことで赤丸の筋肉群が働きやすく使いやすくもなります
逆に言えば、腹圧を使うためには赤丸の筋肉群が使えているかということも大切だととも言えます
スプリンターや競輪の選手も四頭筋(前モモ)が発達しているように見えますが、
臀部や大腿裏を使って走っています。
赤丸の場所ですね
この動きはシッティングだけでなくダンシングにも大切です。
これらの筋肉群は、持久力に優れ大きなパワーを出しやすく、怪我もしにくく
人間の構造上でも負担がすくない動きをするうえでも重要なところです
ポジション出しをするときもこうした考え方をもとにして行う必要があります。
ほかのスポーツでも大切なことです

負担のかかりやすい体の使い方で怪我をしたり伸び悩みの原因になることはほかのスポーツでも見られます。
例えば・・・
サッカーや野球をしていて腰や膝や肘などを悪くする学生を見ていましたが、
往々にして緑線の体の使い方とは逆の使い方をして、身体を痛めていました。
(四頭筋が張っていて、臀部や大腿裏の筋肉量が少ない選手が多く感じました。)
オスグット・シュッラッター症候群などの膝の怪我や肉離れなども、体への負担が大きい使い方をしているために
起こるべくして起こっているのです。
野球肘や肩を壊すことも下半身と上半身の連動がスムーズにできていないから起こることです。
ですので、こうした怪我や伸び悩みを感じている方へは、治療もそうですが、アドバイスも重要だと考えています
その方の考え方も踏まえたうえで、なぜ痛めてしまうのかをひもといていくことが大切です。
でないとまた同じことの繰り返しになりますからね~
こうした治療と負担の少ない体の使い方を行うととケガや痛みの引きも早いのです
スポーツをするうえで、息の長い選手、よいパフォーマンスを発揮している選手は、心肺機能がよい点もあるでしょうが
むしろ体の使い方、それらを感じ取る能力が優れた人たちだと考えています。
スポーツをしていない方にも大切なことです
またあまり身体を動かしてない方で、肩や腰、膝痛みがある方にも、身体の使い方の悪さが見て取れます
姿勢が悪いんです
お腹が出て、そっくり返った姿勢や猫背の姿勢は、体への負担が大きい姿勢です。
手のしびれやギックリ腰になりやすい方たちも同じです。
第三者の目で治療する
些細なことが、治療ポイントであったり、パフォーマンスの向上につながるというコトは珍しくないですが、
自分の目だけだと気づけない、見えない、考えてもいなかったことはよくあることです。
これを改善していくには個人の努力も必要ですが、第三者の目が必要になってきます。
痛みやツラサをとるだけではなく、同じことの繰り返しを防ぐことも治療の一つです。
あき鍼灸院
TEL.075-231-7170
メールでもお受けいたしております。
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