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乳ガン手術後の背中の痛みつらさ(40代女性)/京都 あき鍼灸院


目次
  • 乳ガン手術後の背中のつらさ(40代女性)
  • 手術後の不調
  • 手術後の不調の原因
  • 手術後の不調の改善に向けて
  • 鍼灸、オステオパシーで手術の不調にアプローチ
乳ガン手術後の背中のつらさ(40代女性)
訴え
乳ガン手術をしてから背中の緊張と辛さを感じるようになった
手術そのものの経過は問題ないが、それ以外のところに不調を感じるようになった


診断
呼吸の時に手術を行った左胸と背中の動きが右側に比べるとうごいていない
腕を動かす時に左胸が固まって突っ張っているので、そこを動かさないようにして腕を動かす代償運動(だいしょううんどう)のため、背中や周囲の筋肉や組織に緊張が起こって症状につながっている



施術
手術した周囲は不安を感じるので、触らずに施術してほしいとのこと

オステオパシー
呼吸時にうまく動いていない呼吸筋を解放する

施術前よりも「呼吸がしやすく深く吸える」とのこと
腕を回した時の動作が先ほどよりも軽く感じるとのこと

頚椎と脊椎と腰椎の調整で動きが固い関節を解放し可動域を増やす



肩、背中、腰へ置き鍼(10分)
太谿(たいけい)、曲地(きょくち)、肩井(けんせい)に置き鍼(10分)


様子をみてもらう


2診目
前回後、背中の痛み辛さが軽くなり、夜もいつもより深く眠れたとのこと

施術
前回と同様に施術


以降、施術を繰り返し8回の施術で背中の辛さは解消、その後もメンテナンスに通われている





手術後の不調
手術を終えたその後の生活の中で、カラダの不調を感じることがあります
手術が成功していても起こりうる不調です


大きな手術であればあるほど不調の度合いは大きく出方も様々です


乳ガンの手術後の不調で言えば
  • 背中の痛みや凝り感
  • 首、肩の辛さ
  • 手のむくみ
などが考えられます



手術後の不調の原因
手術が成功していても、出てくる不調に関して考えられることは、手術そのものの影響です


具体的には、切って縫合した組織やその周囲が緊張を起こして、不調につながります


切って縫合したところの組織は固くなります。その周囲の筋肉や組織も影響を受けて緊張します。組織の緊張は連鎖して、手術したところとは違うところに不調を感じるのです



手術後の不調の改善に向けて
筋肉や組織の緊張が影響しているのですから、その緊張を緩和していくことが、不調の改善に向けて大切です


個人として出来ることは、リハビリです


リハビリは骨折後にするイメージがありますが、骨折以外の手術の縫合痕にも行うと良い効果があります


日常生活の中での動きが、組織の緊張の緩和にもつながりますが、それだけではある一定のところで効果がゆるやか、もしくは得られなくなります


日常生活だけでは、動きも限定された小さなものに終始することが多く、緊張した組織を動かすまでに至らなくなることが原因になります


日常生活では、行わない大きな動きを取り入れたものや、動かす組織を意識したもの、手術痕にポイントを絞ったものといったリハビリが個人で出来ることとして大事になります



鍼灸、オステオパシーで
手術の不調にアプローチ

 
手術後の不調を引き起こす原因になる筋肉や組織の緊張に対して鍼灸とオステオパシーは有効な方法になります


リハビリだけでは、取りきれないまたは、時間がかかる緊張にもダイレクトに施術していけます


緊張して、固まった組織に鍼お灸、オステオパシーで施術することで、血液やリンパ液を含めた体液の流れの改善し自律神経を安定させ新陳代謝を促していきます


結果、手術後の緊張が緩み、影響を受けて動きが固くなっていた筋肉や組織が活動しやすくなり、不調や症状の改善に導いていけるようになります

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