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あき鍼灸院 ブログ : 泌尿器の病について
間質性膀胱炎について
間質性膀胱炎は、女性に多く、慢性的であり、原因もはっきりしない病であります。

その症状は↓
☑頻尿
☑残尿感
☑排尿痛
☑下腹部のモヤモヤ感
☑特定の飲食物をとることで発症
などがあります。
当院の考えでは、単純に膀胱炎の炎症を抑えればよいとするものではありません
この病は、特定の飲食物をとることから発症するように、アレルギーのように反応して、膀胱炎の症状としてでてくるとこから
東洋古典医からみて

☑『肝』
☑『腎』
☑『脾』
の状態が大きく関わっていると考えています。


オステオパシーで見ていくと

☑骨盤
☑その周囲の筋肉の状態
☑腰椎の状態
☑頸椎の状態
☑足関節の状態
などを診断、治療ポイントとしていきます。

病が体に入っている深さや状態によって、個人差はありますが、これらを治療ポイントの根幹に据えることが大切です。
病は複雑に絡まって症状として表れます。
単純に炎症を抑える治療として、一点集中の治療ではなく、病も体の状態も総体的に捉えて治療を進めていく必要があります。

間質性膀胱炎での治療例 あき鍼灸院

性別:女性
年齢:60代
主訴:間質性膀胱炎
間質性膀胱炎は、当院ホームページの間質性膀胱炎の案内でもご紹介している通り、女性に多く、慢性的であり、原因もはっきりしない病であります。
その症状は↓
☑頻尿
☑残尿感
☑排尿後の痛み
☑下腹部のモヤモヤ感
などの膀胱炎の症状に加え、特徴的なのは特定の飲食物をとることで、症状が発症することにあります。
また細菌性の物ではありませんので、抗生物質などの薬を服用しても効果が見られないこともあげられます。
ですので、お薬を飲んでもすっきりとせず 『何故 楽にならないのだろう?』と精神的にもつらい病です
この患者様も、コーヒーなど特定の飲食物で発症され、その種類も多様であることから食べるものにも気をつかい、チェックを欠かさないということを続けておられました。 チェックの際も以前は大丈夫であったものが、次は症状としてでたり
【鍼灸治療】
仰向けで状態のバランスをとるため根本からの治療として仰向けでの手足の鍼を行い。
うつ伏せにて肩、背部、腰への鍼と、腰部、仙骨周囲のツボ(経穴)への灸頭鍼。
次のご予約時に頂いたご感想では、症状が和らいだ感じがするとのことでした。
こうした治療を続けていくうちに、ご自身でもその効果を実感されているご様子で、以前とっていた飲食物でも症状が出るまでの日数が徐々に長くなります。
最終治療では、一か月を超えても症状が出ずに旅行に出かけてのお料理なども楽しめるようになりました。
以前はこうした旅行も楽しめる状態ではなかったので、嬉しそうに旅行の話をされている姿が印象的でした。
この患者様には、鍼灸治療で対応していましたが、オステオパシーも組み合わせることで緊張をさらに開放して、より効果的に治療効果が得られると考えています。
※但し慢性疾患などは症状にもよりますが、緩やかに好転していたり、楽になったと思っても症状が出てきたりすることもあ ります。 継続した治療でさらなる状態の安定を図る必要があります。

- 何度もトイレに行く
- 排尿時に痛む
- 残尿感がある
- 尿がたまると下腹部が痛む
- 特定の飲食物をとると膀胱炎の症状がでる
- お薬は極力使いたくない
- 鍼灸が良いと思うが、どこにいったらよいかわからない
☑急性膀胱炎、
☑慢性膀胱炎、
☑間質性膀胱炎、
☑出血性膀胱炎
があります。
当院では特に
☑間質性胱炎
☑急性膀胱炎
についての治験例があります。
一ヶ月たっても不快感が現れずに過ごせたという嬉しいお声もいただいています。
間質性膀胱炎とは?
女性に多い病気で、膀胱炎の中でも、症状が重く、非常につらい病気です。
その症状は
☑頻尿や残尿感
☑排尿後の痛み
☑不快感
☑急性膀胱炎と診断され、抗生物質を服用し続けても症状が改善されない
☑1日のトイレの回数が20~50回以上、尿が少しでも溜まると下腹部が痛む
・・・など、細菌性の膀胱炎とよく似ています。
西洋学的には、原因はわかっていません。
急性単純性膀胱炎や慢性複雑性膀胱炎は、細菌感染が原因の膀胱炎のため、抗生物質や抗菌剤の処方で症状は改善されます。
しかし、
間質性膀胱炎は尿検査をすると、細菌は見られません。
ですので、
抗生物質や抗菌剤を服用しても、効果はありません。
今のところ、はっきりとした原因は分かっていないのです。
間質性膀胱炎は、間質が炎症を起こし、膀胱の筋肉が萎縮してしまいます。
そのため、膀胱が膨らまず、正常時の半分以下の量の尿しか溜めることができません。
また、尿が膀胱に貯まってくると炎症があるため、痛みが出てきます。
病院を受診すると、急性膀胱炎の症状があるので、抗生物質を処方されたり、尿検査では細菌が見られないので、
精神的なものからくる膀胱炎と診断されることが多く、間質性膀胱炎と診断されるまで、長い時間がかかってしまう
こともこの病気の特徴です。
間質性膀胱炎の診断には、膀胱鏡で、膀胱の内部を診る必要があります。
また人によりけりですが 特定の食べ物をとることで症状が出てくることもあります。
柑橘系の食べ物であったり、コーヒーであったり、人それぞれで反応するものは違います。
急性膀胱炎の診断を受けて薬を服用しても改善されず、
『一日に何度もトイレに立ってしまう』、
『尿がたまると下腹部が痛む』、
『特定の飲食物を食べるとこれらの症状が出る』
『辛さには原因があります』
なんども薬を服用しても整体や電気治療、マッサージに通っていても痛みや辛さがすっきりしないと困っていませんか?
当院の治療は
『鍼』
『灸』
『オステオパシー』
の三療法を組み合わせます。
『この辛さを何とかしたい!』と考えるあなたに安心して頂くための5つのこだわり
1診断に時間をかけます―
当院は初診時にしっかりとお時間を頂きます。
丁寧な診断を行っていくためです。

東洋学的な診断と西洋学的な診断を統合して治療を行っていきます。
肩こりや五十肩、腰痛、膝の痛み、ばね指やその他の様々な病気の痛みやしびれなどの辛い場所は、結果的に起こっているのであって つらさの『原因』は別にあることが多いのです。
この『原因』にしっかりアプローチしなければ症状は治まりません。
☑姿勢はどうかな?
☑以前のケガや手術や病気が原因になっていないだろうか?
☑日常生活の無理が病気を生み出していないだろうか?
☑悩みや心のストレスは?
など
『なぜあなたのそのつらさは出ているのだろうか?』
ということを診断することが大切で、そうして初めて治療を行っていくのです。
とりあえずつらいところを揉めばいいだろうとか
電気をかけてをかけておけばよいだろう
などというような行為は治療と言えません。
『鍼』『灸』『オステオパシー』の治療は全身的に精神的にもあなたの体に働きかけて、ひずみをとることで病を改善していくものです。
一つの病を改善していく過程の中で他の場所のつらさもとれていく作用があります。
つらい場所をすぐにさわるのではなく
姿勢や過去の病気やケガ、睡眠の状態、そして脈や舌、お腹の状態なども診断基準としていきます。
辛いところがそのまま原因になっているとはいえないからです。
実際に治療をしていても、辛いところとは別の場所にアプローチしていくことで症状がとれていくことが大変多いです。
あなたの身体はそれぞれが分かれたパーツで出来ているのではなくて、頭の先からつま先 そして心までを含めて一つの身体です。
なのでお話しを聞く時間を頂いてしっかりと診断をすることで良い治療が出来ると考えています。
肩こりや腰痛でもおなじです。
辛いところをとりあず揉めばいいだろうという簡単に考えるのではなく
全体像の把握がとても大切で治療の効果も違ってくるのです。
大人も小さなお子さんも同じように診断にお時間を頂いています。
2東洋医学(経絡治療)+西洋医学(オステオパシー)
でより大きな相乗効果
当院の鍼灸治療は古典東洋医学を基礎とした経絡治療になります。

脈診、舌診、腹診などの診断方法のほかに
ツボの状態や反応も診ながら診断と治療をしていきます。
気、血、水、骨、筋肉、自律神経、リンパ、ホルモンバランスなどを
整える全身調整を体の内、外側に行っていくことで、
局所のみのその場限りの治療に終わらず
あなたの体質や状態にあわせた治療を行います。

『オステオパシー』では、
『骨』
『筋肉』
『神経』
『内臓』
のお互いのバランスを大切にしています。
頭蓋や骨盤や背骨などのゆがみや、筋肉や関節、神経などの不調を整えることで、 あなたの今の痛みと原因に対応することを目的としています。
バランスが崩れると、崩れた場所の他にも緊張がかかって、痛みやだるさ、しびれといった不快な症状を生み出すことになります。
相互バランスの崩れが大きくなるほどに、症状は増したり違う症状が出たりしていくわけです。
『骨』『筋肉』『内臓』『神経』のバランスをとり緊張を解放していくことで自然治癒力を引き出し治癒に向かってきます。
自らの体内環境が乱れることで外からの影響を受けやすくなり、姿勢が乱れ内臓の位置も崩れてくることもあります。
これでは痛みのある場所だけを治療していてもその時は良くてもまたツラくなってきてしまいます。
ですので、外側だけでなく内側をしっかり整える必要があります
お互いのバランスをとって緊張をほどいていくことで体のあるべき状態へと戻していくのです。
そして内側にも働きかけることで、より治療効果が出てくるのです。
あるべき状態に戻ることで自然治癒力も上がり、症状の改善、解消になります。
認められている治療法

欧米では大学が設立され、プロスポーツや小児治療など様々な分野で活躍している治療法です
筋肉や骨の調整以外にも自律神経やリンパの流れにも働きかけ、カラダ全体を整えていきます
治療法のひとつには頭の骨や骨盤を調整するものあり、子供の治療や妊婦さんの治療にも使えるものです。
アメリカではオステオパスは
ドクター・オブ・オステオパシー(Doctor of Osteopathy)(D.O.)
と呼ばれる第一職業学位(First professional degree)・称号を有し、
西洋医学医師(M.D.)と同様に正規の医師です。
D.O.はすべての州で「医師免許」を認可されており、
西洋医学医師(M.D.)と全く同等に「診断・外科手術・処方・投薬」等の全ての「医療行為」が認められています。
オステオパシー医学を学ぶ医学校も、西洋医学医師(M.D.)を輩出する医学校と同様に、大学院レベルに設置されており、通常は4年制です。
『鍼』
『灸』
『オステオパシー』
この三療法を組み合わせて
気、血、水、骨、筋肉、自律神経、リンパ、ホルモンバランス
長期にわたった健康維持を目標としています

3動く生きたツボをとらえて内から外から治療する―
患者さんの状態によって使うツボ、場所も違います。
とおり一辺倒な治療ではなく、あなたにあった適切な治療を行っていくことで、効果に差が出てきます。
身体の内から、根元からの治療を大切にしています。
内からバランスを取り、身体をトータルに治療していきます。
また東洋古典医学では、内臓と精神は深くかかわっているとされています。
ですので
☑婦人科系や間質性膀胱炎
☑顔面神経麻痺
など内科的、神経的な症状や精神疾患にも大きな効果を発揮します。
気、血、水、骨、筋肉、自律神経、リンパ、ホルモンバランス

などを整える全身調整を体の内、外側に行い
局所のみのその場限りの治療に終わらず
あなたの体質や状態にあわせた治療を行います。
4小さなお子さんの治療やスポーツ治療―

その子供たちが元気に過ごせるように治療を行っています。
親の気持ちとしては、極力お薬には頼りたくないものです。
治療では、小児はりとオステオパシーを使用します。
両治療法とも痛みはなく、子供にも気持ちが良いと喜ばれています。
☑夜泣きや、
☑疳の虫、
☑夜尿症のほか
☑湿疹や喘息、
☑アトピー
などの治療もおこなっています。
さらに当院ではスポーツ障害の治療やコンディショニングも行います。
なかでも 院長自身長年自転車競技を行っていることもあり、
☑ポジショニングの悩みの解決
☑坐骨神経痛、
☑膝や腰、肩の痛み、
☑落車によるケガを早くに回復させる
などの治療を得意としています。
5カラダに合わせた治療―
1人1人鍼の刺し方ひとつとっても効果が違います。
浅く刺すのか、深く刺すのか鍼の刺す方向でもその効果が変わってきます。
特に当院で行っている接触鍼という治療法は、刺すことなく肌に少し鍼先が触れる程度の刺激です。
刺してもとれにくい症状にたいして接触鍼治療をおこなうことで治療側も驚くほどの効果を出すことがあります。
当然刺していないので痛みは全くありません。
子供の治療にも最適です。
オステオパシー でも同じです。
あなたの状態にあわせた治療を行います。
その為にしっかりとした丁寧な診断が大切なのです。
☑マッサージや電気治療をしてもすぐにつらくなくる
☑『診断結果は、問題ないので様子を見てください』
と言われたがつらいことにはかわりがない
☑つらいところを治療しているのに、一時的にしか楽にならない
☑お薬を使いたくない
・・・などのお悩みをお持ちでご来院される方も多く
お話をお伺いしていると 根本診断と治療ができておらず
ご自身でもどうしたら楽になるのか解らなくなってしまっていらっしゃいます。
一つ一つお話をお伺いして、問題点を洗い出しながら診断・治療を進めていきます。

この5つのこだわりで結局何があなたに提供できるかというと
体質や生活の質まで改善できると言うことです』
間質性膀胱炎への鍼灸治療
当院ではこのような間質性胱炎の治験例があり、一ヶ月たっても不快感が現れずに過ごせたという嬉しいお声もいただいています。
こうした 膀胱炎、特に間質性膀胱炎ににたいして東洋古典医学の考えに基づいて陰陽のバランスの乱れからくるものと考えています。
陰陽のバランスの崩れに下の((1)~(3))が加わることで、姿勢の崩れにつながり、ゆくゆくは痛みやコリなどのツラサの原因となるわけです。
- 内因(怒・喜・思・憂・恐・驚・悲etcの精神的動揺<ストレス>)
- 外因(風・暑・湿・燥・寒・熱の環境の変化)
- 不内外因(暴飲・暴食 過労・外傷・妊娠、出産、手術etcの(1)~(2)以外の原因)
膀胱炎は膀胱に熱があるために、痛みを伴ったり、熱を出すために何度も排尿したりします。
この熱をとる治療が大切になります。
また膀胱は『腎』と関連があるのでこれらにアプローチすることも一つですし
間質性膀胱炎は胃腸とも関連があるので、つながりのある『脾』にアプローチすることもあります。

オステオパシーで間質性膀胱炎治療

筋肉の緊張、姿勢不良からくる骨盤のゆがみなどが神経を介して、膀胱に刺激を与えて緊張を生み
不快な症状を発生させる要因となるのです。
お薬を飲んでいても筋肉は緩まないですし、骨のゆがみは元に戻りません
もしかするとあなたのその膀胱炎は、ちょっとしたひっかかりで起こっている筋肉の緊張を緩めればとれてしまうものなのかもしれません。
『 病は、体の正常な動きをブロックするところがあるから起こっているのであって、
それを解消してしまうと人の持つすばらしい治癒力で良くなっていくものだ。 』
と言う考えがオステオパシーの原則にあります
まさしく膀胱炎もそうしたブロックを解消することで、治癒していくものなのです。
例えば、膀胱炎は、腰の骨や筋肉の緊張から神経を介して内臓である膀胱に緊張が生まれて起こることりあります。
ですので、こうした緊張を解放していくことで、相互のバランスが取より治療効果が高まります。
当院ではこの『鍼』『灸』『オステオパシー』の三つの療法で多角的に診断し、外側だけでなく内側にも働きかけることでツラサの根本から治療していくことで結果を出しています。
お薬のようにその時の痛みや不快感を抑えるのではなくて、
痛みを発生させる原因をきちんと診断して治療していく

それが大きな効果と違いを生み出します。
大切なこと
その時に身体が必要としているものは、美味しかったり、気持ち良かったり、動きやすかった
りと 身体がスッと受け入れくれるような感覚があります。
苦みのある漢方でも やけに飲みやすく感じたり お灸の熱が身体の芯に浸み込むように
ジワ~っと気持ち良かったりします。
間質性膀胱炎の患者さんに 腰~仙骨のツボ(経穴:ケイケツ)を使って治療している
時に気持ち良くって寝てました と話されていた方がいらっしゃいました
その時の症状にあった治療でしたので気持ちよかったのです。
間質性膀胱炎は、食物アレルギーのようにその方の身体が反応する食べ物を摂ることで
発症することもあります。ですので患者さんとのお話のなかで、状態を把握していくことも
非常に大切で、一言が決め手になって効果的なツボに鍼治療をして状態がググッとよくなるということもあります。
お話の中で気持ちよくて、寝ていたなんていうことも大切な情報になるのです
治療を体が受け入れてくれていたということになりますからね~
治療していて眠れたとか気持ち良かったとか何気ない情報が実は大切な指標になっていたりもします
膀胱炎の治療について

今回は膀胱炎について少し書いていこうと思います。
膀胱炎と腰との関係
膀胱炎の原因は様々に言われるところですが、治療をしている中で 腰との関係性は大いにあると考えています。
膀胱炎は、細菌感染によって起こるとされています。 それにより炎症が起きて排尿や蓄尿といった働きに影響が出てくる病です。
女性の方が男子よりもかかりやすく、過労やストレスによる免疫力の低下、排尿の我慢などで細菌に感染しやすくなります。

最終的排尿、蓄尿は脳からの指令によりコントロールされていきます。この排尿、蓄尿などを行う膀胱を支配している神経は3っつあり、それぞれ腰から仙骨にかけて分布しています
副交感神経は→脳へ尿意を伝 えます。また排尿にも関わります
交感神経は→主 に膀胱頚部を支配しています。膀胱頚部の緊張を保ち尿をためることに関わります
体性神経は→尿生殖隔膜と外尿道括約筋を支配しています。外尿道括約筋を意識的に動かすことに関わっています。
ですので膀胱の動きを支配している神経、腰回りの神経へアプローチしていくことで 炎症を起こして膀胱の緊張を解放することで
膀胱炎の諸症状が早く軽減、完治していけると考えています。
事実、膀胱炎によくなられる方で 治療当日に膀胱炎になりそうなもやもやを感じられていた方が 腰部への施術後に不快な症状がなくなり
悪化していくことを防げたということもあります。
オステオパシーで膀胱炎を治療
ですので当院で行う、オステオパシーで 仙骨や腰部の関節、筋肉を解放して緊張をとり 炎症を起こして緊張している膀胱をこちらから緩めていくことも可能だ考えています
鍼灸で膀胱炎を治療
また東洋古典医学では 膀胱炎は五臓(肝、心、脾、肺、腎)のうちの 脾の病としてとらえます。
脾は胃と関連があるため、特定の飲食物をとることで膀胱炎の症状を発症する間質性膀胱炎の治療にもつながると考えています

原因は不明とされている間質性膀胱炎に至っても、鍼 灸、オステオパシーなどで治療を行っていくことが可能であると考えています。
あき鍼灸院
℡075-231-7170
メールでもご予約をお受けしています。↓
/inqfm/general/
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