カテゴリ
- つわり(悪阻)について (3)
- ばね指、肘の痛み (1)
- むずむず脚症候群について
- むち打ち(頸椎ねんざ) (1)
- めまい ふらつき
- アレルギー性鼻炎 (3)
- オステオパシー (3)
- メニエール (2)
- 不妊症 (1)
- 体の使い方 (6)
- 呼吸器の病について (1)
- 喉の病について (1)
- 坐骨神経痛 (3)
- 妊娠中 妊婦さんへの治療 (3)
- 妊娠中の風邪の治療について (1)
- 心と病について (5)
- 打撲、捻挫、筋肉痛、骨折の治療 (1)
- 東洋医学について (17)
- 東洋医学的な病因論(素因) (4)
- 泌尿器の病について (4)
- 産後の不調 (2)
- 病について (23)
- 症例 (2)
- 皮膚病について (1)
- 美容鍼 (1)
- 肋間神経痛について (1)
- 胸郭出口症候群 (1)
- 腰痛 (1)
- 腰痛について (3)
- 膝痛みについて (1)
- 自転車、スポーツ (16)
- 蔵象学 (4)
- 貧血について (1)
- 貨幣状湿疹 (1)
- 逆流性食道炎 (1)
- 顔面神経マヒ (2)
- 首、肩、背中の痛み (4)
月別 アーカイブ
最近のエントリー
HOME > あき鍼灸院 ブログ > アーカイブ > 病について
あき鍼灸院 ブログ : 病について
むくみ
むくみ
体の中の水分の流れが悪くなり、顔や四肢、胸、お腹などにむくみを起こす状態を言います
これには表証(体表)の水腫と裏証(体内)の水腫があります。
表証(体表)
そして、水分の代謝が悪くなってしまいます。
また
☑水気病(すいきびょう)
主に地表部分に停滞する水のことです
浮腫、水太りと呼ばれる状態です。
ともいいます。
裏証(体内)
また裏証は、表証から変転して起こることも多いとされています
体内に余分な水分が停滞する病気を
☑湿病(しつびょう)
関節を中心に停滞する水の病のことです
現代でいう 関節炎、リウマチ などをさします
☑痰飲病(たんいんびょう)
津液が粘って流れが悪くなった状態のことを言います
腎臓病、心臓性の浮腫もこの痰飲によるものです
にわけられます。
神経痛
一口に神経痛といっても、
☑座骨神経痛
☑顔面神経痛(三叉神経痛)
☑肋間神経痛
・・・など痛む部位が異なり、また糖尿病や脊髄・骨髄炎・ヘルニアなどの他の病とともに発症することもありますし
原因が定かではないものもあります
特に冷え(寒邪)が主な原因となります。
多くの場合、過度な労働などのストレスに体が弱り、血が不足し、筋肉が疲労したときに、寒邪が加わると起こります
あるいは打撲や骨折、手術の後が瘀血(おけつ=流れにくい血)となり、血行が悪い状態に寒邪が影響して神経痛が発症します。
お灸はその代表格です。
人によって効くツボは変わってきますが、じわ~と体の芯にしみこむような温かみがあります
足三里や三陰交などはよく使われるツボです

『膝から指4っつ分下に下がった、すねの筋肉の部分が足三里』
『うちくるぶしから上に指4っつぶん上がった すのねの骨のきわが三陰交』
①入浴
神経痛は、温めると楽になりますが、長時間の入浴は悪化させることがあります
温めた反動で、体温がとられて冷えてしまうからです。
②お酒
神経痛にお酒は厳禁です。
お酒は『肝』に負担をかけます。また血の陽気をどんどん発散さえてしまうので、ただでさえ疲労で不足したり弱っている血がもっと弱ってしまいます
またお酒の後は、反動で冷えていくのくので良くありません。
事実なかなか治らない座骨神経痛が、お酒をやめると劇的に改善していった例もあります。
☑座骨神経痛
☑顔面神経痛(三叉神経痛)
☑肋間神経痛
・・・など痛む部位が異なり、また糖尿病や脊髄・骨髄炎・ヘルニアなどの他の病とともに発症することもありますし
原因が定かではないものもあります
冷えが原因の一つ
東洋医学では神経痛は、外からの影響によって起こるとされています特に冷え(寒邪)が主な原因となります。
多くの場合、過度な労働などのストレスに体が弱り、血が不足し、筋肉が疲労したときに、寒邪が加わると起こります
あるいは打撲や骨折、手術の後が瘀血(おけつ=流れにくい血)となり、血行が悪い状態に寒邪が影響して神経痛が発症します。
治療
ですので治療では、筋肉や骨へのアプローチに加えて体をたためる治療が有効になってきますお灸はその代表格です。
人によって効くツボは変わってきますが、じわ~と体の芯にしみこむような温かみがあります

足三里や三陰交などはよく使われるツボです

『膝から指4っつ分下に下がった、すねの筋肉の部分が足三里』
『うちくるぶしから上に指4っつぶん上がった すのねの骨のきわが三陰交』
注意
神経痛は、温めると楽になりますが、長時間の入浴は悪化させることがあります
温めた反動で、体温がとられて冷えてしまうからです。
神経痛にお酒は厳禁です。
お酒は『肝』に負担をかけます。また血の陽気をどんどん発散さえてしまうので、ただでさえ疲労で不足したり弱っている血がもっと弱ってしまいます
またお酒の後は、反動で冷えていくのくので良くありません。
事実なかなか治らない座骨神経痛が、お酒をやめると劇的に改善していった例もあります。

小児の水疱瘡(みずぼうそう)治療の考え(鍼灸治療の場合)
水疱瘡
☑ヘルペスウイルス科・・・《小水疱が密集した皮膚の病気。ヘルペスウイルス感染による単純疱疹や帯状疱疹をさす。疱疹ともいう》
☑飛沫、飛沫核による空気感染または、接触感染で感染して、その潜伏期間は2~3週間です
☑乳幼児、学童のいずれの年齢でもかかります
☑母子免疫は、麻疹ほど強力でもないため、新生児でもかかることがあります
☑成人もかかることがあり、38度以上の高熱や全身の発疹など子供よりひどいケースが多いとされています
☑かかってしまえば2度目の再発はないと言われますが、感染しても発症しないだけで、抗体が消えれば再発する可能性があります
☑治癒後も神経節などにウイルスの潜伏が有り、ストレスや疲労や免疫力の低下している時に帯状疱疹として発症することがあります
症状は
☑発熱と発疹で、それぞれの発疹は
紅斑→紅色丘疹→水疱形成→膿疱→痂皮化(かさぶた化)を約3日ほどで経過します。また次々に新しい発疹が出るのも特徴です
☑水疱の周囲は暗褐色
☑全てが、かさぶたになって治癒とします。(目安は約1週間です)
☑この発疹は、多くが体幹に現れ、四肢には少ない。
☑頭皮や口腔などの粘膜にも出現します
☑体が温まるとかゆみが増す
☑健康状態が良好な体の予後は良好ですが、そうでない場合は重篤で、致死的経過をとることもあります。
東洋古典医学では
ヘルペスによるものを 脾虚熱証として診断、治療していきます。
☑ヘルペスは陽明経から発散されなければならない陽気が、脾虚があるために発散されず、停滞して発症したものです。
☑肌肉に熱が停滞した状態です。
熱の停滞が旺盛なので、陽明経から肺経に内攻することことがあります
☑神経痛のような痛みのある部位に鍼灸治療をすることで、ヘルペスが出ることがありますが、
これは内に潜んでいた熱が発散されているよい兆候です
☑飲酒すれば、かゆみや痛みが増し治りも遅くなります。
☑陰経にできているものは治りにくいとされています
☑顔面にできているヘルペスは、顔面神経マヒや三叉神経痛を起こすことがあります
☑頭部のヘルペスは要注意です。脳へ内攻すると半身不随意や死亡する恐れもあります
●脈診では
脾虚ですが、胃腸症状はなく、陽明経の熱か肺経の熱かは、右寸口の浮沈で判断します
す。
脾虚の脈をしていますが、熱のある部位は他の脈より目立って感じます。
例えば小腸経の熱なら左寸口が他の部位より少し浮いています。
心や肺の熱なら左右の寸口脈が沈んで堅くなっています
●切経背診
脾経や陽経、脾兪、胃兪近辺の状態を診ます
●治療
脾虚で補ったあと、肺経の魚際を補うか孔最を瀉法する(脾虚肝実証の場合)
ヘルペスの水疱に対して透熱灸をすえることで、完治も痛みの引きも早くなる(瀉法)
ヘルペスのできている近くに浅い置鍼治療をする
接触鍼(せっしょくしん=刺さない鍼)も有効です。とくに小児や虚弱な方への治療の場合刺激量の注意も必要なため接触鍼にて治療することが有効でないかと考えています。
接触鍼にて、脾虚を補い熱をさばきます。
以上のことから
小児の水疱瘡(みずぼうそう)治療には、接触鍼による脾虚を補う治療を中心として、肌肉に停滞している熱を発散させることで、治癒をより早く進めることができると考えます。
☑ヘルペスウイルス科・・・《小水疱が密集した皮膚の病気。ヘルペスウイルス感染による単純疱疹や帯状疱疹をさす。疱疹ともいう》
の水痘・帯状疱疹ウイルスの初感染による感染症です
☑冬から春の感染症(12~7月が多く、8~11月に減少)ですが、年間を通じて発生します☑飛沫、飛沫核による空気感染または、接触感染で感染して、その潜伏期間は2~3週間です
☑乳幼児、学童のいずれの年齢でもかかります
☑母子免疫は、麻疹ほど強力でもないため、新生児でもかかることがあります
☑成人もかかることがあり、38度以上の高熱や全身の発疹など子供よりひどいケースが多いとされています
☑かかってしまえば2度目の再発はないと言われますが、感染しても発症しないだけで、抗体が消えれば再発する可能性があります
☑治癒後も神経節などにウイルスの潜伏が有り、ストレスや疲労や免疫力の低下している時に帯状疱疹として発症することがあります
症状は
☑発熱と発疹で、それぞれの発疹は
紅斑→紅色丘疹→水疱形成→膿疱→痂皮化(かさぶた化)を約3日ほどで経過します。また次々に新しい発疹が出るのも特徴です
☑水疱の周囲は暗褐色
☑全てが、かさぶたになって治癒とします。(目安は約1週間です)
☑この発疹は、多くが体幹に現れ、四肢には少ない。
☑頭皮や口腔などの粘膜にも出現します
☑体が温まるとかゆみが増す
☑健康状態が良好な体の予後は良好ですが、そうでない場合は重篤で、致死的経過をとることもあります。
東洋古典医学では
ヘルペスによるものを 脾虚熱証として診断、治療していきます。
☑ヘルペスは陽明経から発散されなければならない陽気が、脾虚があるために発散されず、停滞して発症したものです。
☑肌肉に熱が停滞した状態です。
熱の停滞が旺盛なので、陽明経から肺経に内攻することことがあります
☑神経痛のような痛みのある部位に鍼灸治療をすることで、ヘルペスが出ることがありますが、
これは内に潜んでいた熱が発散されているよい兆候です
☑飲酒すれば、かゆみや痛みが増し治りも遅くなります。
☑陰経にできているものは治りにくいとされています
☑顔面にできているヘルペスは、顔面神経マヒや三叉神経痛を起こすことがあります
☑頭部のヘルペスは要注意です。脳へ内攻すると半身不随意や死亡する恐れもあります
●脈診では
脾虚ですが、胃腸症状はなく、陽明経の熱か肺経の熱かは、右寸口の浮沈で判断します
す。
脾虚の脈をしていますが、熱のある部位は他の脈より目立って感じます。
例えば小腸経の熱なら左寸口が他の部位より少し浮いています。
心や肺の熱なら左右の寸口脈が沈んで堅くなっています
●切経背診
脾経や陽経、脾兪、胃兪近辺の状態を診ます
●治療
脾虚で補ったあと、肺経の魚際を補うか孔最を瀉法する(脾虚肝実証の場合)
ヘルペスの水疱に対して透熱灸をすえることで、完治も痛みの引きも早くなる(瀉法)
ヘルペスのできている近くに浅い置鍼治療をする
接触鍼(せっしょくしん=刺さない鍼)も有効です。とくに小児や虚弱な方への治療の場合刺激量の注意も必要なため接触鍼にて治療することが有効でないかと考えています。
接触鍼にて、脾虚を補い熱をさばきます。
以上のことから
小児の水疱瘡(みずぼうそう)治療には、接触鍼による脾虚を補う治療を中心として、肌肉に停滞している熱を発散させることで、治癒をより早く進めることができると考えます。
鎖骨の負傷からの考え

鎖骨は自転車競技をやっていると負傷しやすい箇所です

乗車姿勢からの高い位置から肩から落ちるように落車してヒビや骨折などを起こしてしまいます

プロのレース映像をみていると骨折部位を手術して固定した状態でレースに戻っている選手も見ます
実際はきっちり治してしまうべきですが、プロですからそう休んでいられるものでもないのでしょう
ケアしながら走っているのだと思います

この鎖骨という部分は、大切で神経や血管が通っている箇所でもあります
また腕で上げ下げしたり、呼吸時などでも動いているところです
ここを負傷することで様々な病を生み出す元にもなります
☑胸郭出口症候群
☑胸の痛み
☑背中の痛み
☑肋間神経痛
☑肩のツラサ
☑腰痛
☑手のしびれ、むくみ
☑五十肩
・・・など
負傷跡や手術後は、筋肉が固まりやすく、流れも悪くなります。
また、代償動作(動きを別の動きでカバーする)ために、初めは状態が悪くなかったところに負担がかかり、ツラサに変わることにもなります。
ですので負傷後、治療にて一見 元に戻っているように見えてもその後のケアが大切になります

ここを治療ポイントとすることで、上記のような様々な病の治療にもなります
首の治療で内蔵調整
前回 自律神経(交感神経と副交感心)の働きについてざっくりと書きました
交感神経は胸髄と腰髄から出る神経です。
副交感神経は脳幹(中脳、橋、延髄)と仙髄から出る神経です
迷走神経
そして副交感神経で脳幹から出ている神経を迷走神経(めいそうしんけい)と言います。
これにアプローチすることで、緊張状態にあって活動悪い 内臓諸器官を調整して体の不良を改善していくことができます
副交感神経であるこの神経は、延髄から出ています。そして、頚部を下降して
心臓。気道。肺。肝臓。胃腸管。肝臓。膵臓。脾臓。小腸。大腸。などに働きかけてその活動を促してきます

(クリックして拡大できます)

ですので、単純に考えても首回りの緊張は良くないんですね
オステオパシーでアプローチ
当院では、内側からもしかり体調を整えて総合的によりよい状態になるよう目指しています。
ですので、鍼灸と併用して行うオステオパシーでも 内側にアプローチすることで様々な病の改善をしていきます。
そのうちの一つが、この迷走神経へのアプローチです。
首、頭への手を使った手技で、障害となっているところを解放して迷走神経へ働きかけます。
この治療で様々な病の改善を目指します。
例えば
☑逆流性食道炎
☑食欲不振
☑首、肩こり
☑胸回りの息苦しさ
☑鼻炎
☑目の病
・・・などなど
ほかにも一つが良くなれば連鎖的に障害が解放されて、他の病も改善されていくこともあります。
☑腰痛
☑ばね指
☑背中の痛み
☑肘の痛み
☑手のしびれ
☑高血圧
・・・などなど
状態によっては、迷走神経への手技だけでとれないことももちろんありますが、
その他の体の調整手技の効果を引き上げたり、鍼灸と併用することで、治療効果に違いが出ます。

交感神経は胸髄と腰髄から出る神経です。
副交感神経は脳幹(中脳、橋、延髄)と仙髄から出る神経です

迷走神経
そして副交感神経で脳幹から出ている神経を迷走神経(めいそうしんけい)と言います。
これにアプローチすることで、緊張状態にあって活動悪い 内臓諸器官を調整して体の不良を改善していくことができます

副交感神経であるこの神経は、延髄から出ています。そして、頚部を下降して

心臓。気道。肺。肝臓。胃腸管。肝臓。膵臓。脾臓。小腸。大腸。などに働きかけてその活動を促してきます

(クリックして拡大できます)


ですので、単純に考えても首回りの緊張は良くないんですね

オステオパシーでアプローチ
当院では、内側からもしかり体調を整えて総合的によりよい状態になるよう目指しています。
ですので、鍼灸と併用して行うオステオパシーでも 内側にアプローチすることで様々な病の改善をしていきます。
そのうちの一つが、この迷走神経へのアプローチです。
首、頭への手を使った手技で、障害となっているところを解放して迷走神経へ働きかけます。
この治療で様々な病の改善を目指します。

例えば
☑逆流性食道炎
☑食欲不振
☑首、肩こり
☑胸回りの息苦しさ
☑鼻炎
☑目の病
・・・などなど
ほかにも一つが良くなれば連鎖的に障害が解放されて、他の病も改善されていくこともあります。
☑腰痛
☑ばね指
☑背中の痛み
☑肘の痛み
☑手のしびれ
☑高血圧
・・・などなど
状態によっては、迷走神経への手技だけでとれないことももちろんありますが、
その他の体の調整手技の効果を引き上げたり、鍼灸と併用することで、治療効果に違いが出ます。

自律神経
生体のバランスをとるために大切な自律神経、これはご存じのように交感神経と副交感神経からなります。
その働きをざっくり分けけますと
などなどその他の臓器なども自律神経の働きによって、動いているわけです。
交感神経と副交感神経は、お互い状況に合わせてスイッチを入れ替えながら、体が適した状態になるようにしていくのですが、
病があるとこれがうまくいかないことがあります。
それで病を改善することで、バランスをとれるようにしていくのです
その働きをざっくり分けけますと

交感神経(緊張) | 副交感神経(リラ~ックス) | |
心臓 | 拍動が小さく速くなる | 拍動が大きく遅くなる |
血管 | 小動脈と毛細血管が収縮して血圧が上昇します | 血管が拡がって、血圧が下降します |
瞳孔 | 拡がります | 縮みます |
腸管 | 蠕動運動を抑制します | 蠕動運動を亢進します |
立毛筋 | 収縮します | 収縮を緩めます |
唾液 | ねばねばした唾液が分泌されます | さらさらした唾液が分泌されます |
胃液 | 分泌を抑制します | 分泌を促進します |
汗 | 汗腺はすべて交感神経支配です |
交感神経と副交感神経は、お互い状況に合わせてスイッチを入れ替えながら、体が適した状態になるようにしていくのですが、
病があるとこれがうまくいかないことがあります。

それで病を改善することで、バランスをとれるようにしていくのです

春の病
冬に養生
暖かくなってくる春は気分の良いものですが、病が出てくるときでもあります。
東洋医学の古典の中に、冬の間は体を休めて養生しましょう というものがあります。
冬に力を蓄えて、春の芽吹きのために備えるんですね。
植物と同じように、人も環境の影響を受けます。そして、四季に応じて一見してわからなくても
体は変化しているのです。
病
冬に体を休め、メンテナンスをして春に活動しやすくするのですが、養生できていないと春に突発的に病を発症することがあります。
春の陽気に応じて体からも陽気が発せするのですが、冬に養生できていないばかりに、発生させる陽気が足りずに起こる病です。
例えば花粉症などのアレルギー性の病ですね。
免疫システムの過剰な反応とされていますが、免疫システムのバランスが崩れるくらい体を崩しているのです。
冬に対策を立てて、体調管理をしていれば春も元気に花粉症に悩まされることもないというのが 東洋医学の考え方です。
他の病であげると・・・
☑坐骨神経痛
☑顔面神経麻痺
☑ぎっくり腰(急性腰痛)
☑アレルギー性鼻炎
☑寝違え
☑めまい
☑耳鳴り
☑不眠症
☑イライラしたり沈んだりなどの情緒不安定
☑全身や手足の倦怠感
☑皮膚病(アトピー性皮膚炎、じんま疹。。。など)
☑目の病
☑こむら返り
☑胸やのどに引っかかった感じがある
・・・などなど他にも色々とあります。
これら病は、冬から症状が出る前に治療して体調管理をしていくことが一番なのですが、出てしまっている状態からでも個人差で時間が必要なこともありますが、治療していくことで症状の改善ができます。
暖かくなってくる春は気分の良いものですが、病が出てくるときでもあります。

東洋医学の古典の中に、冬の間は体を休めて養生しましょう というものがあります。
冬に力を蓄えて、春の芽吹きのために備えるんですね。

植物と同じように、人も環境の影響を受けます。そして、四季に応じて一見してわからなくても
体は変化しているのです。

病
冬に体を休め、メンテナンスをして春に活動しやすくするのですが、養生できていないと春に突発的に病を発症することがあります。
春の陽気に応じて体からも陽気が発せするのですが、冬に養生できていないばかりに、発生させる陽気が足りずに起こる病です。
例えば花粉症などのアレルギー性の病ですね。

免疫システムの過剰な反応とされていますが、免疫システムのバランスが崩れるくらい体を崩しているのです。
冬に対策を立てて、体調管理をしていれば春も元気に花粉症に悩まされることもないというのが 東洋医学の考え方です。

他の病であげると・・・
☑坐骨神経痛
☑顔面神経麻痺
☑ぎっくり腰(急性腰痛)
☑アレルギー性鼻炎
☑寝違え
☑めまい
☑耳鳴り
☑不眠症
☑イライラしたり沈んだりなどの情緒不安定
☑全身や手足の倦怠感
☑皮膚病(アトピー性皮膚炎、じんま疹。。。など)
☑目の病
☑こむら返り
☑胸やのどに引っかかった感じがある
・・・などなど他にも色々とあります。
これら病は、冬から症状が出る前に治療して体調管理をしていくことが一番なのですが、出てしまっている状態からでも個人差で時間が必要なこともありますが、治療していくことで症状の改善ができます。

アレルギー性鼻炎
胃腸との関連
アレルギー性鼻炎は、肺の状態と関連がありますが、胃腸とも関連があります
最近のアレルギー性鼻炎は、この胃腸の不調からくることが多いように思われます。
小さなお子さんでもアレルギー性鼻炎があったり、食物アレルギーが出ていたりするのは、体のバランスを崩した状態にあるためだと考えます。
これが、遺伝的な物なのか生活環境の変化のためなのかはわかりませんが、花粉症やアレルギーをさほど騒がれなかった時代に比べて、体の変化があるのでしょう
アレルギー物質とされる物が体内に入ってくることはなかなか防ぐことはできません。
ですので花粉症やアレルギーを治療するときは体のバランスを適正にして、過度な緊張から体を解放することで、過敏に何でも反応しすぎる状態から立て直していきます。
前述で、アレルギー性鼻炎は、胃腸との関連があると書きましたが、東洋医学では『胃』は『脾』と表裏の関係で密接につながりがあります
陰陽の関係でいくと『脾』が陰で、『胃』が陽です。
『脾』が『胃』に命令を出して働かせているために消化、吸収ができるのですが、『脾』の力が落ちると胃も正常さを失います。胃は陽気がたくさんあるところですが、その陽気を消化という形で十分に発散できないために陽気がたまった状態になります。
陽気は上に上る性質がありますので、陽気が頭にたまってのぼせた状態となって、鼻炎などの熱の症状を生むのです。
この治療には『脾』をしっかりさせる必要があります。そのためには、適切なツボを選んで刺激してやることが必要です。
また併せて、鼻や顔、頭に停滞している熱の症状をさばくことで、薬で抑えるよりも体に無理のない状態で症状が改善していきます。
オステオパシーとの併用治療
この鍼灸治療に併せてオステオパシーを行います。併用することで、早く症状の改善がみられます。
首や肩の動きの悪いところを解放して、動きの悪さから起こる神経の緊張を緩めます。首回りの神経は鼻や胃に通じていますので、これらの異常な状態も併せて治療することになります。
鍼灸とオステオパシーを使って、多方面から体にアプローチしていくことで症状の改善に持って行くことができます。
アレルギー性鼻炎は、肺の状態と関連がありますが、胃腸とも関連があります

最近のアレルギー性鼻炎は、この胃腸の不調からくることが多いように思われます。
小さなお子さんでもアレルギー性鼻炎があったり、食物アレルギーが出ていたりするのは、体のバランスを崩した状態にあるためだと考えます。

これが、遺伝的な物なのか生活環境の変化のためなのかはわかりませんが、花粉症やアレルギーをさほど騒がれなかった時代に比べて、体の変化があるのでしょう
アレルギー物質とされる物が体内に入ってくることはなかなか防ぐことはできません。

ですので花粉症やアレルギーを治療するときは体のバランスを適正にして、過度な緊張から体を解放することで、過敏に何でも反応しすぎる状態から立て直していきます。
前述で、アレルギー性鼻炎は、胃腸との関連があると書きましたが、東洋医学では『胃』は『脾』と表裏の関係で密接につながりがあります

陰陽の関係でいくと『脾』が陰で、『胃』が陽です。
『脾』が『胃』に命令を出して働かせているために消化、吸収ができるのですが、『脾』の力が落ちると胃も正常さを失います。胃は陽気がたくさんあるところですが、その陽気を消化という形で十分に発散できないために陽気がたまった状態になります。
陽気は上に上る性質がありますので、陽気が頭にたまってのぼせた状態となって、鼻炎などの熱の症状を生むのです。

この治療には『脾』をしっかりさせる必要があります。そのためには、適切なツボを選んで刺激してやることが必要です。
また併せて、鼻や顔、頭に停滞している熱の症状をさばくことで、薬で抑えるよりも体に無理のない状態で症状が改善していきます。
オステオパシーとの併用治療
この鍼灸治療に併せてオステオパシーを行います。併用することで、早く症状の改善がみられます。

首や肩の動きの悪いところを解放して、動きの悪さから起こる神経の緊張を緩めます。首回りの神経は鼻や胃に通じていますので、これらの異常な状態も併せて治療することになります。
鍼灸とオステオパシーを使って、多方面から体にアプローチしていくことで症状の改善に持って行くことができます。

筋膜について
顎関節について
顎関節
ためしにご自身の耳の前にある顎関節をそっと触って、口をゆっくり開いたり閉じたり
してみてください動きに左右差があったり、コキッと音がしたりしていますか
もしくは、口の開け閉めの時に痛みが出ていますか?
それは、顎関節に異常があります。
片方でかむ癖があったり、寝ている間に歯ぎしりをしていたり、成長の段階
で少しずつずれたりと原因は様々です
全身への影響
この顎関節の状態が肩、背中、腰など全身に諸症状を及ぼすことがあります
顎関節を治療のポイントにすることで、肩や首の悩みなど症状が改善されていくことがあるのです
成長期のお子さんで気にされている方もいらっしゃるでしょう
アスリートの方においては左右対称に身体を使えるためには、大切な部位でもあります