あき鍼灸院 ブログ

歯並びが悪くなる原因とは?/矯正器具を使わないで歯列を整える/京都市中京区あき鍼灸院

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歯並びは姿勢に影響するということは、知っている方が多いと思います

では
逆に姿勢が歯並びに影響すると考えられないでしょうか

何故歯がずれるのかを考えることが大切です


 歯だけにアプローチしない

当院は歯列矯正としていますが、顎の関節の調整と頭蓋骨の調整と姿勢の調整をおこなうことで自然と歯があるべき位置に戻るようにしていくものです

歯だけをアプローチするものではありません

歯は上顎骨と下顎骨という骨に生えています。その上顎骨と下顎骨はまた他の頭蓋骨に接しています



 頭蓋骨は動きます

頭蓋骨や顔の骨それぞれ分かれて出来ていますIMG_20170509_163653.jpg
そしてそれらは縫合と呼ばれる状態で重なるようにしてひっついて出来ています

この縫合の部分は、肘の関節などのように大きくは動きませんが

本当にわずかですが、小さく動いていきます


心臓から脳への血液循環 
呼吸 
脳脊髄液の流れ 

これらのリズムに合わせて頭蓋骨もわずかながら膨らんだり縮んだりします

頭蓋骨や顎の骨の動きが悪くなると 生えている歯の並びも歪みやすくなり、噛み合わせが悪くなって 歯並びが悪くなってしまうのです








 頭蓋骨、顎の骨の動きが悪くなる原因とは

頭蓋骨の動きが悪くなってしまう原因として一つは姿勢です。姿勢.png
姿勢が悪くなると一番上に乗っている頭は傾いてバランスをとろうとします。そして長い期間であればあるほど 筋肉や靱帯などの固さも生まれて頭蓋骨の動きを悪くしてしまい形にも歪みが出てくるのです







 歯列矯正は子供から始める方が良い
子供の歯並びの悪さは特に姿勢と関わっていることが多いです。子供の歯.png
子供の永久歯の生え方が悪くなっているのは、顎が小さいのに歯が大きくて歯並びがずれると言うこともありますが、姿勢不良から来る頭蓋骨の歪みによって起こることもあります。

子供への施術も大人と同じように姿勢を正す治療からはじめて、頭蓋骨、顎への施術へと移っていきます

子供は関節も柔らかいので個人差はありますが、効果が出てきやすいことも特徴です。




 すきっ歯すきっ歯.png
歯と歯の間がひらいてしまう『すきっ歯』の原因の一つに顎の骨が関わっています

顎の骨には上顎骨と下顎骨があり上顎骨は一つではなくて2つになります

この動きが外へと開く動きが大きいと歯と歯の間に開きが生まれてしまうのです

すきっ歯の中でも多い正中離開も上顎骨の調整で元の良い位置に戻っていきます

当院で行う施術は無理に矯正をかけることはしません。 

体本来のあるべき位置に歯が戻っていきやすいように誘導していくような方法で施術をしていきます




 矯正器具でのデメリット

☑器具をつけることでの見た目の悪さや違和感歯列矯正.png
☑締め付けられている感覚や痛む場合がある

☑歯磨きがしづらい

☑食べ物がひっかかりやすく食べにくくなる

☑矯正器具を外してもマウスピース(リテーナー)をつける



矯正器具は使わず手技療法で調整するため上記のようなわずらわしさもありません。

またマウスピースは矯正後も歯並びがずれていかないようにするためのものがありますが

矯正器具を外しても歯並びを維持するためにマウスピースを着ける必要がでてくる理由の一つとしては

矯正器具は歯だけに働きかけるからです


歯だけを矯正してその時は良くても頭の骨や顎関節、姿勢に歪みがのこったままでいると

噛み合わせの加減から歯にかかる力のバランスが崩れてしまい また歯並びがずれるやすくなってしまうのです。



 あき鍼灸院でおこなうオステオパシーはimages (2) - コピー.jpg
頭蓋骨
顎関節
姿勢

を調整し歯のバランスをとって調整していくので歯だけに矯正をかける治療とはちがいその後の予後も変わってきます

また矯正器具をつかって治療を行っていると歯への締め付けから頭蓋骨の動きが妨げられて

人によっては

首や肩や背中の痛みやこり、緊張、違和感

腰の痛みこり、緊張、違和感

膝の痛み、緊張、違和感

手足のしびれ

食欲不振

精神的な不安定

自律神経失調

など様々な不調がでてくるかもしれません。もちろん個人差はあります


歯列矯正器具、装置をつけ始めてから何らかの体の不調がでたり、不調がなかなか治らない方は前述のように局所による締め付けが体に負担をかけている可能性もあります。




どうしようかな考えてらっしゃるのでしたら一度ご連絡、ご相談下さい。

incho-s.jpgあき鍼灸院
松村明洋

厚生労働省認可 鍼灸師
関西オステオパシー会員