あき鍼灸院 ブログ

季節から見た つわりの治療(夏場編)

 
人の体は春夏秋冬にあわせて変化していきます

その時にもっともあった体になるのです。

暖かい時期は体の中に熱気がこもらないように発散します

寒い時期は、体の熱が外気に奪われないようにします


季節にあった食べ物も夏のものでしたらあっさりとして熱がこもらないようにできていますし 冬のモノでしたら芽吹きの春に向けた力

を蓄える上でもしっかりとしたモノ お魚でしたら脂ののったモノなどが体に合っておいしいですよね


食べ物も人の体も草木も春夏秋冬に体を併せているのです


 
 

湿気とつわり

 
妊娠はバランスが崩れやすくなります。

もしくは、もともと持っている体質の弱い部分が出てきやすくなります。

季節、外の環境にからだが左右されやすく、湿気の多い夏場などは この湿が絡んだつわりが多くなります

湿は体の中で滞った水分と考えて下さい。

水分が体の外にも上手に出てくれればよいのですがため込む状態になっています。

水を飲んでも吐いてしまう状態にもなります。

ですので、湿を流し 緊張して持ち上がった胃を落ち着かせてやります


肩こりや腰痛も湿に伴って出てきています。

このときの肩こりや腰痛は揉んだくらいではとれなかったり、すぐにつらくなってしまうのですが、湿を通すことでとれていきます。


経穴(ツボ)でいうと

陰陵泉、豊隆、などを使います。


実際に治療をしていると、初めは気持ち悪くて体も緊張していたものが スーと解放されるようで 受けられた方はウトウトと寝ていらっしゃいます。confidentsleepy




京都市中京区あき鍼灸院