あき鍼灸院 ブログ

左足のしびれ痛み 30代女性【電気やマッサージだけでは働かない筋肉】/京都 あき鍼灸院


目次
  • 左足のしびれ痛み(30代女性)
診断
施術 (オステオパシー  鍼灸)
  • 坐骨神経痛とは
  • 筋肉をただ緩める施術だけではダメな理由


左足のしびれ痛み(30代女性)
1ヶ月前から左足のふくらはぎがダルく鈍痛がある
座り仕事が多い

診断
ヘルニアと脊柱管狭窄症の検索は陰性
左臀部に押さえて圧痛がある
腰の5番目の周囲の筋肉を押さえると左臀部の圧痛がらくになる

施術
坐骨神経痛として施術

オステオパシー
仙骨の歪みと寛骨の歪みがあるのでこれを正す
左腰の呼吸筋がうまく働いておらず硬いので、動きをつける

左足のふくらはぎの痛みが楽になる



「肝」の弱りとして施術
肩、背中、腰、ふくらはぎに置き鍼(10分)
曲泉(きょくせん)、百会(ひゃくえ)に置き鍼


施術後足の痛みは消失 様子をみてもらう









坐骨神経痛とは
定期的にメンテナンスを受けられている方ですが仕事が腰にかかる負担が大きく、坐骨神経痛の症状が出てきていらっしゃいました


おしり(臀部)~太もも~ふくらはぎにかけて

鈍痛やしびれ感
急に熱く感じたり「ヒヤッ」と冷たく感じる
などがあり

ひどくなると歩いたり横になっていても痛みが続いてしまうことがあります

坐骨神経痛の一般的な原因では臀部の筋肉が固くなり神経を挟み込み痛みやしびれを生むとされています

挟み込んでいる筋肉を柔らかくすることてとれるとされています

  • 腰やおしりに電気をあてる
  • ホットパックやヒーターなどで暖める温熱療法
  • 痛み止めや湿布処置、ブロック注射などか病院や整形外科でおこなわれます



この方法だけではとれない坐骨神経痛もあります

女性では子宮の状態も左右することもあるので、見極めがひつようです


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筋肉をただ緩める施術だけではダメな理由
今回は施術で骨盤の調整とともに行った呼吸筋の調整が坐骨神経痛の痛みの改善にうまく働きました


骨盤の調整だけではカラダの深くにもある呼吸筋は緩みません

また

筋肉を緩めるだけでなく「脳に働き方を思い出してもらう」必要があります


また


よく電気やマッサージでゆるめても固く戻ってしまうことがありますが、これは緩めているだけで動かそうとしていないからです


筋肉組織は自発的に使えることで血流や神経機能が活発になりますが、揉んだり、暖めたり、電気をかけたりでは不十分です


一時的に血流や神経機能の働きはありますが、継続させるには弱いです


脳が筋肉の働き方を思い出して使えるようになると、ただ緩めるだけとの違いが出てきます



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