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あき鍼灸院 ブログ : 2020年6月
頭痛と首と肩と背中の痛み(女性30代)/京都市 あき鍼灸院

目次
|
頭も痛くて肩背中も痛かった女性
手のしびれはなし
湿布を貼って様子を見ていたが状態が変わらず
施術
オステオパシー
背中~腰の脊椎動きが硬いためこれを柔らかく動きが出るようにする
首の6番目の骨が呼吸をする時にうまく動いていないのでこれを改善
首が回るようになる
骨盤仙腸関節の動きが硬いのを改善
鍼灸治療
首~肩~背中~腰に置き鍼10分
仰向けで治療
右の曲泉(きょくせん)、陰谷(いんこく)に置き鍼10分
術後頭痛は完全に消失、首を動かした時の痛みもなくなった
硬くなる原因としては背中の緊張もありますが大きくは腰の緊張が強くなると背中が緊張し続けて首も緊張してしまいます
腰を緩めることなく首肩を緩めても再び首の緊張は戻ってしまうことがあります
ですので頭痛や肩こりの施術の時にも腰の状態を確かめて治療することが大前提になります
動きが呼吸のリズムと違うことがあると首の緊張が高まりやすく肩こりや頭痛を引き起こす場合があります

呼吸は肩や肺の動きだけでなく首や足の動きにも大きく関わっています
痛かったり緊張している場所は呼吸のリズムとうまく合っていない場合が多いです
痛みや緊張している場所を呼吸とあわせるように治療をすると関節や筋肉組織が柔らかくなり痛みや緊張や辛さの改善につなかげることができます
妊婦さん【呼吸が浅くてカラダがだるい】

目次
|
カラダの疲労感を訴える妊婦さん
訴え
カラダが重い
呼吸が浅くて疲れる
施術
オステオパシー
肩~背中~腰の左側が呼吸の際にうまく働いていないためこれを改善
↓
呼吸が深く吸いやすくなり
背筋もまるまって緊張していたものが、伸びてリラックスした状態になる
鍼
擦る鍼(擦鍼:さっしん)で肩~背中~腰に施術
↓
緊張がさらにゆるんで、カラダが軽くなる
様子をみてもらう
カラダの変化やホルモンバランスの変化もでてきます
約10ヶ月の間お腹に子供がいて どんどん大きく成長していくわけですから女性のお母さんの負担は相当なものです
そして、妊婦さんの体の負担から
坐骨神経痛
腰痛や肩こり
など様々な症状が現れます

その中でもよくみられる呼吸が浅くなる症状があります
おなかの中の赤ちゃんが大きく成長するに従って横隔膜を上に押し上げ腹式呼吸お腹で呼吸することが難しくなります
また肩や背中や腰やお腹の緊張からうまく呼吸を吸えなくて呼吸をする時に浅い呼吸になってしまいます
浅い呼吸は交感神経を優位にさせ身体を緊張状態にします
リラックスがうまくできない状態にしていきます
リラックスできないために肩こりや背中が痛くなったり腰痛がスッキリしない体が重たいなどの症状がなかなか取れないすっきりしない状態になっていきます
今回いらした患者さんは呼吸が深く吸えなくて体が重だるい状態を訴えられていました 診断すると肩~背中~骨盤が右側に比べると動きが固くなっていて、呼吸をする際に呼吸をするための呼吸筋をうまく動かせない状態でした 右肩ばかりが呼吸をしている状態でした 左側がうまく働かない 呼吸の際に働きにくい筋肉を働かせることで 呼吸がうまく吸えるようになり 『体をまっすぐにしているのが気持ちいい!』 とおっしゃられるような状態になりました それまで感じていた体が重たい状態も改善し心身ともにリラックスした状態に改善していくことができました |
浅い呼吸で体の調子を崩すのは何も妊婦さんばかりではありません
慢性的な肩こりや
腰痛や坐骨神経痛
など不快な状態にある方は常に交感神経が働きやすい状態になっています
交感神経と副交感神経をうまく切り替えられない体は、その状態が長く続くことで体に疲労が蓄積し季節の変わり目や環境の変化や気温の変化などにうまく対応できない身体になっていきます
そして、季節ごとに体の好調不調が現れたりしていくのです
よく季節の変わり目に体調を崩しやすいという方がいらっしゃいますが、季節が変わるから体調が崩れるのではなくて、カラダの内側、自律神経バランスやホルモンバランスが乱れたな状態になっていて体が常に疲労している状態になっています
そこに気温や天候や季節の変わり目などの外からの要因がかさなると、すでに疲れていたカラダは変化に対応できなくなって
- 肩こり
- 腰痛
- 神経痛
この交感神経優位の体を改善するには、自立神経の切り替えのスイッチがうまく入らないといけません
ですが呼吸が浅い状態でいると自分ではリラックスをしているつもりでも本当の意味でうまくリラックスができていない状態になっています
浅い呼吸は体を緊張させて交感神経を高ぶらせてしまうので、息を深く吸うことが苦手な方は疲労が溜まりやすい体になってしまうのです
ですので
- マッサージや
- 肩を揉んだり
- 腰を揉んだり
または
- 温めたり湿布を貼ったり
- 薬を飲んだりしても
呼吸が浅い状態が続いているとまた交感神経の高ぶりやすい状態に戻ってしまい治療の効果も長く続かず元に戻ってしまったりするのです
浅い呼吸のセルフケア
自分自身で浅い呼吸になっているか深く吸えていているかを診断する方法があります
横隔膜がある近辺の肋骨付近に両手をあてて鼻で大きく深呼吸をするようにしてみてください
その際に手に感じる肋骨の動きを感じてみてください
例えば息を大きく吸った時は右ほど大きく動かずまた吐くときも大きく動かなければあなたは呼吸をうまく吸えていない可能性があります
(※逆に左の肋骨は動くけれども右の方が動かないということもあります)
呼吸が浅い状態に対しての治療は、うまく動かせている筋肉と動かせてない筋肉を見極め
動かせていない筋肉に対して脳にうまく動かせるように再教育をしていく治療が必要になります
ですが治療でするほどの効果は得られないこともありますが、自分自身でこの状態を少し改善していく方法があります
呼吸の際にうまく働いている方の肋骨に向かって体を折り曲げます
そしてその状態で5回から10回ほど息をするようにしてみてください
腹式呼吸が終わったら再び身体を真っ直ぐに戻して呼吸をするようにしてみてください
すると今まで動かなかった肋骨が呼吸の際にうまく働いていることに気づくはずです
先ほどよりも呼吸を味わえると思いますこの体操を一日の始めと終わりにするだけでも体の緊張状態が変わっていくと思います一度試しにやってみてください
朝起きると膝が痛い患者さん【膝の痛みがお腹の手術と腰の緊張から起こっているケース】/京都市 あき鍼灸院
【患者さん】
『前回の治療から朝起きてからの膝の痛みがなくなりました』
『自分で足を曲げると膝が痛いです』
『膝の裏に腕を挟んで曲げると痛みが軽くなることを発見したんです』
【施術】
オステオパシー
腰のテンダーポイントに施術

【あき鍼灸院】
膝を曲げてみて
『今膝を曲げてみてどうですか?』
『左膝を曲げての痛みは無くなりました!』
『右は引っ掛かりを感じるけど痛みないです!』
【施術】
オステオパシー
腰のテンダーポイントに施術

【あき鍼灸院】
右膝を曲げてみて
『痛みどうですか?』
【患者さん】
『いや! 痛みがない!』
【施術】
鍼灸
下腹部に補法の打鍼(だしん)
【あき鍼灸院】
『どうですか?』
【患者さん】
『引っ掛かりも無くなりました』
【あき鍼灸院】
『腰が固まる原因としては姿勢の問題もあるけれども
その帝王切開でお腹を切っている所っていうのはやっぱり組織の癒着とかその正常な状態でもちょっと弱くなったりとか血流が悪くなって冷えやすくなったりとかするので
そのぶんが腰に負担をかけていますね
ずっと長年頑張ってきてて腰の緊張が強くなって
神経的にも緊張するようになって
その神経の緊張がずっと足の方や膝に影響しているので
膝が今こわばってしまってる
で、曲げたら痛いという状態かなと
もしかしてこの外反母趾もその腰や帝王切開で弱ったお腹と関係があるかもしれないです
その腰をかばうために膝が痛くなってる可能性はあります
だから腰周りとかそのお腹の緊張もちょっと変われば歩き方が変わって外反母趾の指の使い方が変わりますから
もうちょっと外反母趾もマシになるかもしれない
子供を産んでから調子崩すお母さん達って腰を痛めることが結構多いです』

【患者さん】
『思い返したら冬なんか特にこう陣痛じゃないけどなんかお腹が痛くなったりとかそれは今はなくなりましたけど やっぱり2~3年はやっぱり痛みがありましたね
腰にずっと痛みがありまして、お腹周りもやっぱりなんかこう引っ張られるような痛みがありました』
【あき鍼灸院】
『やっぱり2~3年ずっと痛みが続くっていうのはそれだけ負担になってるって事でしょうからね』
【患者さん】
『ですね鈍い痛みがありましたね
あ、やっぱりお腹切ってるしかなーって』
【あき鍼灸院】
『こういうのはレントゲンで写らないんですよね
その膝とかレントゲン撮ったりとか腰レントゲン撮ったりするけれども神経の炎症とか緊張とかはレントゲンでも映らないし MRI でもわからないんですよ
何て言うのかな例えば膝の軟骨が減ったり
ヘルニアで神経を挟み込んでるもんやったらわかりますけれども
そうじゃない原因 帝王切開してお腹が弱ってねその負担が腰に現れてね腰の緊張で腰が痛かったりとか足が痛いっていうのはレントゲンとかMRIとかからわかないですね
だからその足痛いんですって言って整形とかそういうとこに行って MRI とかレントゲン撮ってみ全然何も写ってないしまあとりあえず湿布しようかとかマッサージしようかと今運動して様子見てくださいっていうことがありますよね』

【患者さん】
『今までそんなに細かく診てもらったりすることもなくて
整骨整形外科でレントゲン撮ったら膝の軟骨がすり減ってるって骨粗鬆症のお薬と注射しました
注射は痛くって
でも膝の痛みが楽にならなくて』
【あき鍼灸院】
『この状態でずっとほったらかしにしてると膝だけでなく
本当に腰がめちゃくちゃ痛くなることもあるかもしれないそれ以外のこともあるかもしれないから 今体が動けてる間にメンテナンスをすることが大切です』
帝王切開に限らず手術やケガを起点としてカラダのバランスを崩してしまうことはよくあります

帝王切開ではお腹を切るので筋肉組織に癒着と緊張が起こってしまいます
お腹側が弱ると腰に負担がかかってきます
影響は腰の負担だけでなく神経や膝などにもかかってきます
ですのでお腹や腰からの影響で痛めている膝に対して
腰やお腹の緊張や癒着を改善していくことで膝の痛みに変化を与えることが可能になります
検査や患者さんとの会話の中で 症状を変えていくきっかけを見つけることは沢山あります
カラダやその変化、些細な会話に注意を払っておくことは非常に大切です
日本のオステオパシーや鍼灸はレントゲンやMRIや血液検査はできません
かわりに問診技術や皮膚のわずかな緊張や患者さん自身も気づかないようなカラダの変化を観察して捉える技術を体系化し施術にいかしているのです
膝の痛みが腰の治療で改善した理由(70代女性)/京都 あき鍼灸院

目次
施術 オステオパシー 鍼灸 |
膝の痛みの原因
|
なかでも一般的に多く見られる膝痛みが
|
では
何故筋肉や腱に負担がかかって膝がいたくなるのでしょうか?
それにはいくつかあります
|
などが考えられる問題になりまはす
そして
その影響で
体重や地面からの衝撃を膝で直接受けとめてしまい 膝周りの筋肉と動きが固まって痛みや炎症や水が溜まることになってしまいます
膝周りの筋肉と動きがかたくなると更に膝に体重や地面からの衝撃がかかりやすくなって 徐々に膝の軟骨にも負担がかかってしまいます
この状態が続いてしまうと軟骨がすり減ってしまって 膝の変形や痛みになってしまうのです
腰や足の筋肉や関節が固くなると 神経を締め付けてしまって膝に痛みがでてしまうことがあります
坐骨神経は腰からでている神経です
この神経はお尻を通って膝を抜けて足首まで延びています
腰やお尻の関節や筋肉の問題で坐骨神経が刺激されて膝に痛みが出てしまうことがあるのです
膝が痛いので水を抜いてみたり湿布や電気治療や痛み止をつかってみても 改善しないのは痛みを起こしている『本当の場所』『原因』にアプローチできていないからなのです
これまで整形で水を抜いてもらたり電気治療をしてきたがかわらないので来院した
診察診断
- 膝の可動検査、ストレス検査では痛みがでない
- 仰向けで左膝をお腹につけるように深く曲げようとすると痛みがでる 対して伸ばす時には痛みがでない
- 腰の5番目の腰椎周囲の組織にアプローチしながら左膝をまげると痛みはやわらいでいるとのこと
- 左腰の呼吸筋が右側に比べて働いていない
施術
オステオパシー
左腰の呼吸筋が働いていないのでこれを改善
骨盤の動きがかたく仙腸関節の動きがかたいのでこれを改善
鍼灸
『肝』の弱りとして施術
肩~背中 腰~腓腹筋に置き針(10分)
曲泉(きょくせん) 大巨(だいこ)に置き針(10分)
施術後 膝を深く曲げても痛みがでず
様子をみてもらう
頭痛(群発性頭痛) 40代男性【痛み止めでも落ち着かない頭痛】/京都 あき鍼灸院
があります
緊張性頭痛
片頭痛よりは痛みは軽いですが、頭全体が締め付けらたり圧迫されているような頭重感が特徴です
デスクワークや眼鏡をかけていることから起こったり
最近では長時間のスマホから肩こり首こり、そして頭痛と発展することも多くあります
片頭痛
女性に多く見られるとされています
痛みの種類としては 拍動性の「ズキンズキン」とした痛みがあります
頭の片側面や時には両側に痛みを感じ、光や音が頭痛に響くことがあります
特徴として目の前がチカチカしたりギザギザに見えたりする「閃輝暗点:せんきあんてん」が出てくることがあります

群発性頭痛:ぐんぱつせいずつう
薬が効かず男性に多く見られるます
目の奥に強い痛みを感じます。また長時間続くこともあり目の充血や涙、鼻水がでたりすることがあります
頭の血管の拡張が原因にあげられることもありますが、詳しくわかっていません
くも膜下出血
男性に多く
動脈瘤(どうみゃくりゅう)が脳の中で破裂して起こります
ガーンと激痛が起こり、吐き気、嘔吐、意識低下などが見られます
また発生の数日前に今まで経験のない頭痛があらわれることも特徴としてあげられます
脳出血
突発性で急速に痛みがあらわれます
舌のもつれや手足の麻痺、吐き気やめまいの出現が特徴的です
その他にも
脳腫瘍
髄膜炎
慢性硬膜下血腫
などで引き起こされる頭痛があります
いずれも脳を圧迫するために頭痛以外の吐き気やめまい、手足のしびれや麻痺、舌のもつれ、意識障害などがあらわれます
危険な症状を伴うものは手術、投薬の処置がとられるます
一般的にはそれ以外の頭痛には痛み止めの服用がすすめらます
また
|
群発性頭痛の男性 40代
頭痛が5年前からではじめ
痛み止めが効かないときもある
病院の診察と検査では群発性頭痛とのこと
診断
首~背中~腰が固く脊柱起立筋が緊張している
肩呼吸ばかりでお腹での呼吸がうまくできていない
首~背中の緊張が特に強く 右肩が左に比べて下がっている
施術
オステオパシー
肩~背中~腰の脊椎の柔軟性がわるいためこれを緩める
横隔膜の働きが肩で呼吸する「胸式呼吸きょうしきこきゅう」
中心の働き方になっているので、横隔膜と脳と神経経の再教育施術で「腹式呼吸」を取り戻させる
↓
背中の緊張が緩まり首を動かしやすくなり軽く感じるようになる
頚椎の1番と2番の動きがかたい
呼吸の動きに左の首の筋肉がうまく反応していない
これを改善する
↓
頚椎1番と2番目の動きが改善して柔らかさがでる
鍼
「肝」の弱りとして施術
首~肩~背中~腰~ふくらはぎに置き鍼10分
曲泉きょくせん(左)に置き鍼15分
術後
首、肩、背中の緊張が抜けて軽く感じるとのこと
一週間後に来院
頭痛出ておらず以前よりカラダが軽いとのこと
現在
頭痛出ておらず
2~3週間に一度のペースでメンテナンスに来院されている
ばね指の30代女性【女性ならではのバネ指や腱鞘炎】/京都 あき鍼灸院
目次
施術 オステオパシー 鍼灸 |

無理に曲げ伸ばしをすると痛みとともに指が跳ねるように「ガクッ」と動くことからバネ指とよばれています



筋肉の延長に腱があるので、筋肉が固くなることが腱にも負担をかけて腱が固くなります
西洋学的な施術でステロイド注射や手術をしているにもかかわらず、再発することもあるのですが、腫れている腱ばかりのアプローチがかえって再発させてしまうのだと考えています

女性でバネ指や腱鞘炎があります
月に一回の生理によるカラダの変化や妊娠~出産~育児からのホルモンバランスの変化が関節に影響を与えます
実際に来院された女性のばね指や腱鞘炎がひと月のカラダの変化に反応して固まっていますし、出産後に関節に症状を訴える方がたくさんいらっしゃいます
動かすと痛みがある
湿布していても変わらず
診断
患部に熱感はない
左薬指が伸ばしたり曲げたりする時に固まってしまい動かすといたむ
しびれてはいない
肩呼吸ばかりで深呼吸がうまくできていない
生理時によりかたまりやすい
施術
オステオパシー
横隔膜と脊柱の調整
特に胸椎が左側に変位していた
↓
呼吸が楽に入るようになり腕を楽に上へ挙げられるようになった
鍼灸
「脾」の弱りとして施術
肩~背中~腰へ置き鍼(10分)
公孫(こうそん)、曲地(きょくち)置き鍼(10分)
術後
左薬指を動かしやすくなり、痛み引っ掛かりが減ったとのこと
同様の施術に「肝」の調整も加えながら
14回の施術で違和感なく指を動かせるようになった
左足のしびれ痛み 30代女性【電気やマッサージだけでは働かない筋肉】/京都 あき鍼灸院

目次
施術 (オステオパシー 鍼灸)
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座り仕事が多い
診断
ヘルニアと脊柱管狭窄症の検索は陰性
左臀部に押さえて圧痛がある
腰の5番目の周囲の筋肉を押さえると左臀部の圧痛がらくになる
施術
坐骨神経痛として施術
オステオパシー
仙骨の歪みと寛骨の歪みがあるのでこれを正す
左腰の呼吸筋がうまく働いておらず硬いので、動きをつける
↓
左足のふくらはぎの痛みが楽になる
鍼
「肝」の弱りとして施術
肩、背中、腰、ふくらはぎに置き鍼(10分)
曲泉(きょくせん)、百会(ひゃくえ)に置き鍼
施術後足の痛みは消失 様子をみてもらう

おしり(臀部)~太もも~ふくらはぎにかけて
鈍痛やしびれ感 急に熱く感じたり「ヒヤッ」と冷たく感じる |
ひどくなると歩いたり横になっていても痛みが続いてしまうことがあります
坐骨神経痛の一般的な原因では臀部の筋肉が固くなり神経を挟み込み痛みやしびれを生むとされています
挟み込んでいる筋肉を柔らかくすることてとれるとされています
|
が
この方法だけではとれない坐骨神経痛もあります
女性では子宮の状態も左右することもあるので、見極めがひつようです
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骨盤の調整だけではカラダの深くにもある呼吸筋は緩みません
また
筋肉を緩めるだけでなく「脳に働き方を思い出してもらう」必要があります
また
よく電気やマッサージでゆるめても固く戻ってしまうことがありますが、これは緩めているだけで動かそうとしていないからです
筋肉組織は自発的に使えることで血流や神経機能が活発になりますが、揉んだり、暖めたり、電気をかけたりでは不十分です
一時的に血流や神経機能の働きはありますが、継続させるには弱いです
脳が筋肉の働き方を思い出して使えるようになると、ただ緩めるだけとの違いが出てきます
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顔面神経麻痺 男性40代【ステロイドが効かなかった顔面神経麻痺】/京都 あき鍼灸院
顔面神経麻痺(男性40代)
病院でステロイド投与を受けるが1ヶ月しても好転しないので来院
口から食べものや飲み物がこぼれやすい
「あ、い、う、え、お」が話しづらく、特に「い、う」が言いにくい
口内 右頬の内側の感覚が鈍くて舌で触れても腫れているような感じがするとのこと
診断
右首の呼吸に使う筋肉が働いていない
頭の側頭骨(右)と蝶形骨に歪みがあり、呼吸する時も左側に比べて動いていない
施術
オステオパシー
右首の呼吸筋の働きを取り戻していくとともに
側頭骨と蝶形骨の動きを正していく
鍼灸
肝虚で施術
星状神経節、肩、背中、腰に置き鍼(15分)
4回目の来院時は口の中の麻痺消失
ステロイド治療を継続していが、精神的に辛くなり「手術」の話しも出てきたので、当院の施術一本に切り替えるとのこと
10回目の施術時「い、う」の動きがマシになってきている
「あ、い、え、お」の動きも言いやすくなっている
同様の施術を継続していき
22回目の来院時には麻痺は問題なくなり生活にも影響していないということで、今回で顔面神経麻痺の施術を卒業になった
顔の左右どちらかの神経が麻痺していき
麻痺側の
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などなどの症状がでてきます

「ラムゼイハント症候群」
と
突発性の「ベル麻痺」
脳血管麻痺や脳腫瘍による「中枢性麻痺」 があります
ラムゼイハントは 耳の中や周囲に痛みがでる前駆症状がありますが ベル麻痺は 「朝起きてら顔半分が下がっていた」など原因不明の場合があり突発性です |
主に薬物投与が基本になります
ステロイドの大量投与やビタミン剤が処方され
顔のマッサージとリハビリが中心となります
それでも改善しない場合は手術することもあります
鍼灸と頭蓋骨調整が基本となります

鍼灸では東洋医学的なツボと技法に加えて
顔面神経
と
首にある星状神経節(せいじょうしんけいせつ)
にアプローチしていきます

肩こり(女性30代) 胃の痛み不調がある肩こり/京都 あき鍼灸院
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診断
肩で呼吸をしていて腹式呼吸ができていない
交感神経優位の体質になっている
胃の過活動が診られ
肝臓の弱りがある
施術
腹式呼吸の時に使う筋肉がうまく働かせていない
腹式呼吸筋を使えるように脳に再教育
↓
深く呼吸ができるようになる
↓
直後 眠気がでてくる
鍼
太衝(たいしょう)置き鍼(10分)
肩~背中~腰に置き鍼(10分)
術後
肩軽くなり、呼吸も深くなる
2週間後来院
肩の軽さ続いており
胃の不調も出ていないとのこと
同様の施術で様子をみてもらう

(横隔膜)
横隔膜の下には胃や肝臓が位置しているので、肝臓の不調や胃の痛みや不調が横隔膜を緊張させて、その緊張が横隔膜神経をとおして肩に影響を与えることがあります

(胃 左側にあります)

(肝臓 右側にあります)
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などがあります
このような肩こりの場合、当然マッサージだけでは楽になりません
内臓の不調を整えて、なおかつ関連して緊張してしまっている筋肉組織にもアプローチするひつようがあります
今回の女性の肩こりは胃の不調が影響していたものでしたので
正しい横隔膜の動きを脳に思い返してもらうことからはじめました
横隔膜の緩みとともに胃や肝臓の動きが整えられる働きもあります
横隔膜の緊張が慢性化していると『脳が忘れている』 ことがあります
横隔膜の動かしか方を脳に思い出してもらうことが単に肩のマッサージをするよりも深くカラダにアプローチでき楽になっている時間も格段に変わってくる違いをうむことができるようになります
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めまい ふらつき(70代女性)/京都 あき鍼灸院

目次
診断 施術 術後
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女性(70代)
検査で脳などの異常は診られない
医師からは薬の投与で様子をみるとのこと
診断
冷えのぼせが強く下腹が冷えている
呼吸が浅い
施術
オステオパシーで仙骨と骨盤の調整
この時点で 『めまい マシになってきている』 とのこと
お腹の大臣(だいこ)に置き鍼10分
施術後
ふらつきが少し残るがお腹が減ったのでおやつを食べる
その後眠気もでてきた
次の日楽になって出かけられるようになった
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時には吐き気や嘔吐があることもあります
種類には大きくわけて2つあります
回転性、非回転性です
メニエールなどが代表的です
良性発作性頭位めまい などがあり中高年に多いとされています |
これが障害を受けたとき起こるとされています
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大半が耳鼻の問題とされていて
原因の81%が耳鼻との調べがあります
(国立循環器病センター調べ)
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などがあります


(参照:国立循環器病センター)
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