あき鍼灸院 ブログ

むくみ

 

むくみ

むくむことを東洋医学では水腫といいます

体の中の水分の流れが悪くなり、顔や四肢、胸、お腹などにむくみを起こす状態を言います

これには表証(体表)の水腫と裏証(体内)の水腫があります。


 
 

表証(体表)

色々な外邪の侵入によって『肺』の気がスムーズに流れなくなります。

そして、水分の代謝が悪くなってしまいます。

また

水気病(すいきびょう)
 主に地表部分に停滞する水のことです
 浮腫、水太りと呼ばれる状態です。
 
ともいいます。


 

裏証(体内)

『脾』や『腎』の働きが弱っているために水湿を運ぶことが出来なくってむくみが出てきます

また裏証は、表証から変転して起こることも多いとされています


体内に余分な水分が停滞する病気を

湿病(しつびょう)
 関節を中心に停滞する水の病のことです
 現代でいう 関節炎、リウマチ などをさします


痰飲病(たんいんびょう)
 津液が粘って流れが悪くなった状態のことを言います
 腎臓病、心臓性の浮腫もこの痰飲によるものです

 にわけられます。