あき鍼灸院 ブログ

疲労について(虚労病:座るについて)


 ③ 座る

長時間座っていると、脾胃が虚すと言われています

座り仕事が多い方には、胃腸悪のトラブルが多いことも事実です。

腸の運動が十分でなく、体液の流動も少ないことから、胃腸の働きも低下してしまいます。

そうすると、食物を消化吸収する力も衰え、気血も作り出されなくなり、脾の状態も悪くなるのです。

さらに悪化すると、他の臓の働きも低下してしまい、病がより深くなっていきます。

 症状

☑みぞおちのつかえ

☑痔

☑便秘、軟便

☑逆流性食道炎

☑肩こり

☑頭痛

☑坐骨神経痛、腰痛

・・・など座りすぎの病は、脾 を治療点にしていくことで、解消していくものでもあります

また養生としては、手足を使って運動をすると改善されていきます