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あき鍼灸院 ブログ : 2014年6月
季節から見た つわりの治療(夏場編)
人の体は春夏秋冬にあわせて変化していきます
その時にもっともあった体になるのです。
暖かい時期は体の中に熱気がこもらないように発散します
寒い時期は、体の熱が外気に奪われないようにします
季節にあった食べ物も夏のものでしたらあっさりとして熱がこもらないようにできていますし 冬のモノでしたら芽吹きの春に向けた力
を蓄える上でもしっかりとしたモノ お魚でしたら脂ののったモノなどが体に合っておいしいですよね
食べ物も人の体も草木も春夏秋冬に体を併せているのです
妊娠はバランスが崩れやすくなります。
もしくは、もともと持っている体質の弱い部分が出てきやすくなります。
季節、外の環境にからだが左右されやすく、湿気の多い夏場などは この湿が絡んだつわりが多くなります
湿は体の中で滞った水分と考えて下さい。
水分が体の外にも上手に出てくれればよいのですがため込む状態になっています。
水を飲んでも吐いてしまう状態にもなります。
ですので、湿を流し 緊張して持ち上がった胃を落ち着かせてやります
肩こりや腰痛も湿に伴って出てきています。
このときの肩こりや腰痛は揉んだくらいではとれなかったり、すぐにつらくなってしまうのですが、湿を通すことでとれていきます。
経穴(ツボ)でいうと
陰陵泉、豊隆、などを使います。
実際に治療をしていると、初めは気持ち悪くて体も緊張していたものが スーと解放されるようで 受けられた方はウトウトと寝ていらっしゃいます。

京都市中京区あき鍼灸院
その時にもっともあった体になるのです。
暖かい時期は体の中に熱気がこもらないように発散します
寒い時期は、体の熱が外気に奪われないようにします
季節にあった食べ物も夏のものでしたらあっさりとして熱がこもらないようにできていますし 冬のモノでしたら芽吹きの春に向けた力
を蓄える上でもしっかりとしたモノ お魚でしたら脂ののったモノなどが体に合っておいしいですよね
食べ物も人の体も草木も春夏秋冬に体を併せているのです
湿気とつわり
もしくは、もともと持っている体質の弱い部分が出てきやすくなります。
季節、外の環境にからだが左右されやすく、湿気の多い夏場などは この湿が絡んだつわりが多くなります
湿は体の中で滞った水分と考えて下さい。
水分が体の外にも上手に出てくれればよいのですがため込む状態になっています。
水を飲んでも吐いてしまう状態にもなります。
ですので、湿を流し 緊張して持ち上がった胃を落ち着かせてやります
肩こりや腰痛も湿に伴って出てきています。
このときの肩こりや腰痛は揉んだくらいではとれなかったり、すぐにつらくなってしまうのですが、湿を通すことでとれていきます。
経穴(ツボ)でいうと
陰陵泉、豊隆、などを使います。
実際に治療をしていると、初めは気持ち悪くて体も緊張していたものが スーと解放されるようで 受けられた方はウトウトと寝ていらっしゃいます。


京都市中京区あき鍼灸院
打撲、捻挫、筋肉痛の治療について
こんにちは
京都市中京区二条 あき鍼灸院のブログをご覧頂きありがとうございます
西洋学的にみた打撲、捻挫、筋肉痛は
一般的に冷やすことで治療をしていくと考えるものです。
この考え方は、まずは炎症反応を抑えてなければならないとした考えから来ています
炎症反応は一種の生体防御反応とされていて、侵入した異物を破壊あるいは不活性化したり、組織の修復のために足場を整える働きがあります
組織の損傷とそれに続く炎症反応は、ブラジキニン、セロトニン、ヒスタミン、炎症性サイトカインなど種々の痛み物質を発生させます
なので、炎症を冷やすことで、痛み発生物質を出さないようにするのです
湿布などは、鎮痛薬が成分に含まれていてそれで、痛みを押さえ込んでしまうのです。
炎症による腫脹などによる機能障害を起こさないようにする目的もあります。
ですが あれ?
炎症反応は組織の修復のための足場を整える役割のはず これを押さえ込んでしまうのまずいのでは?
組織のダメージがあると細胞のいくつかは死んでしまいます
炎症が始まると多数の好中球やマクロファージなど白血球が炎症部位に移動して微生物やこの死細胞の除去にあたります。
そして血小板なのどの作用により損傷したところを修復していくのです。
生理学的に炎症は必要なモノだということです
ずっと冷やし放しだと血流が悪くなり、免疫反応や組織を修復していく過程でもよくないのです
打撲、捻挫、骨折は瘀血(おけつ)と捉え
筋肉痛は血虚や血実ととらえます
ですので、これらの治療においては
①打撲、捻挫は瘀血で出来ているために、知熱灸で温めて熱を発散させてるのが良いです。
②その次に、患部周囲への鍼(瀉法)を行います
③刺絡と呼ばれる方法(患部の瘀血をだして新しい血にする)もよく効きます
④すでに熱を持っていない捻挫や打撲の痛みに対しては、置鍼と呼ばれる方法で血流をよくし筋を緩める方法だけでも効きます
⑤筋肉痛は温灸や置鍼がよく効きます。
⑥骨折後の治療は置鍼や灸頭鍼(刺した鍼のてっぺんにお灸をのせる。ジワ~としみこむような温かさがあります。)がよく効きます。
こうした鍼灸治療を行うと単に冷やすよりも治癒が早く、うずく痛みが残るなどの後遺症もなくなくなります。
身体を動かすと筋肉痛はもちろん打撲、捻挫、骨折などのけがは付き物です
テーピングやアイシングなどが主流ですが、その時だけでなくどれだけ早く100%の状態に戻せるかも大切です
鍼灸治療にはそうした可能性が詰まっています
ロードレースなど自転車競技でも落車による怪我は常にあります。
単に冷やして、痛み止めと保存療法で様子を見るよりも 鍼灸治療によるより積極的な治療を行っていくことではやく現場に復帰することが出来ますし
練習やレースで疲労した筋肉をより早期に治癒し復活させることができるので、コンディションを整える目的にもレースの現場でも大きく活躍できるものだと考えているのです。
京都市中京区二条 あき鍼灸院のブログをご覧頂きありがとうございます
西洋学的にみた打撲、捻挫、筋肉痛は
一般的に冷やすことで治療をしていくと考えるものです。
この考え方は、まずは炎症反応を抑えてなければならないとした考えから来ています
炎症反応は一種の生体防御反応とされていて、侵入した異物を破壊あるいは不活性化したり、組織の修復のために足場を整える働きがあります
組織の損傷とそれに続く炎症反応は、ブラジキニン、セロトニン、ヒスタミン、炎症性サイトカインなど種々の痛み物質を発生させます
なので、炎症を冷やすことで、痛み発生物質を出さないようにするのです
湿布などは、鎮痛薬が成分に含まれていてそれで、痛みを押さえ込んでしまうのです。
炎症による腫脹などによる機能障害を起こさないようにする目的もあります。
ですが あれ?
炎症反応は組織の修復のための足場を整える役割のはず これを押さえ込んでしまうのまずいのでは?
組織のダメージがあると細胞のいくつかは死んでしまいます
炎症が始まると多数の好中球やマクロファージなど白血球が炎症部位に移動して微生物やこの死細胞の除去にあたります。
そして血小板なのどの作用により損傷したところを修復していくのです。
生理学的に炎症は必要なモノだということです
ずっと冷やし放しだと血流が悪くなり、免疫反応や組織を修復していく過程でもよくないのです
鍼灸医学では?
打撲、捻挫、骨折は瘀血(おけつ)と捉え
筋肉痛は血虚や血実ととらえます
ですので、これらの治療においては
①打撲、捻挫は瘀血で出来ているために、知熱灸で温めて熱を発散させてるのが良いです。
②その次に、患部周囲への鍼(瀉法)を行います
③刺絡と呼ばれる方法(患部の瘀血をだして新しい血にする)もよく効きます
④すでに熱を持っていない捻挫や打撲の痛みに対しては、置鍼と呼ばれる方法で血流をよくし筋を緩める方法だけでも効きます
⑤筋肉痛は温灸や置鍼がよく効きます。
⑥骨折後の治療は置鍼や灸頭鍼(刺した鍼のてっぺんにお灸をのせる。ジワ~としみこむような温かさがあります。)がよく効きます。
こうした鍼灸治療を行うと単に冷やすよりも治癒が早く、うずく痛みが残るなどの後遺症もなくなくなります。
スポーツシーンでの可能性
身体を動かすと筋肉痛はもちろん打撲、捻挫、骨折などのけがは付き物です
テーピングやアイシングなどが主流ですが、その時だけでなくどれだけ早く100%の状態に戻せるかも大切です
鍼灸治療にはそうした可能性が詰まっています
ロードレースなど自転車競技でも落車による怪我は常にあります。
単に冷やして、痛み止めと保存療法で様子を見るよりも 鍼灸治療によるより積極的な治療を行っていくことではやく現場に復帰することが出来ますし
練習やレースで疲労した筋肉をより早期に治癒し復活させることができるので、コンディションを整える目的にもレースの現場でも大きく活躍できるものだと考えているのです。
胸郭出口症候群の治療について
こんにちは
京都市中京区二条 あき鍼灸院のブログをご覧頂きありがとうございます
胸郭出口症候群の治療点として 第一肋骨が挙げられます

胸郭出口の神経叢の真下にある肋骨です
肩を触ると首の付け根に触る骨です

これが何らかの影響で障害が起きて動きが硬くなっているとします
肋骨は呼吸と連動して動きます

吸うと広がり 吐くと小さくなります
このとき第1~第6肋骨は上下に動きます
7~10はバケツの持ち手の動きをします
第一肋骨の動きが悪くそこに呼吸による継続的なストレスにもかかり続けることで
首や肩周りの筋肉の緊張を緩めるだけでは、改善しなくなるのです
ですので、胸郭出口の治療では第1肋骨を治療ターゲットの一つとします。」
呼吸と腰の関係
こんにちは
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腰痛治療には、電気やマッサージ、骨盤調整、姿勢調整など様々な手法がとられます
一口に腰痛といっても、一人一人の状態や場所、原因などが異なるために多角的に見る必要があります
そしてそれに比例して、治療法 アプローチの仕方も色々とあるわけです。
たくさんあるアプローチや考えの中の一つを今回書いていきます
腰は、体を支える要(かなめ)です
また体を動かす時にも大きな役割を持つところです
足の力を上半身に伝えますし 腕の力を下半身に伝えることもします。
また首の動きとも連動しています。
体が動くときに、重心位置が崩れない役割も持っています
こうした様々な役割が腰にあるわけですが、その中の一つに
呼吸とも関係があります。
呼吸と腰の関係
腰の筋肉も補助として働いています。
ですので、腰痛が起こると呼吸も浅いものになってしまいます
腰の筋肉の一部は肋骨にも伸びていて、例えば 右の腰が痛くて緊張している場合、右の肋骨へ緊張が伝わり
その緊張が背中や横隔膜の動きの邪魔もしてしまいます
ですので、腰痛治療の一つとして、呼吸の動きと腰の動きを連動させて、腰の緊張と呼吸筋の緊張の両方を解放していく
治療をおこないます。
治療を行うことで痛みが取れるだけで無く 腰の呼吸を助ける力も強まりより深い呼吸が出来るようになるのです。
悪阻(つわり)の東洋医学からみた分類
こんにちは
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悪阻(つわり)は一口にいっても症状のでかた、つらさは人それぞれです。
東洋医学ではこれを原因から分類して治療にあたります
ご参考ください

①脾胃虚弱による悪阻
症状 妊娠後約2~3ヶ月に出現
むかつき、嘔吐
食物のにおいを嗅ぐだけで気持ち悪くなる
または、食べるとすぐに吐く
随伴症状: 精神倦怠、大便溏薄(軟便)、息切れ
②肝胃不和による悪阻
症状 妊娠初期に出現
苦水または酸水(胃液)を嘔吐する
脂っこい食物を嫌う
または食物のにおいを嗅ぐだけで気持ち悪い
随伴症状: 口苦い、噯気(げっぷ)、よくため息をつく、精神の抑鬱、頭が重い、頭痛
③痰湿による悪阻
症状 妊娠初期に出現、痰涎(ねばついたよだれ)を嘔吐する
随伴症状: 胸悶(胸がつかえる)、食欲不振、口が甘く粘つく、または味がわからない、大便溏薄(なんべん)、浮腫(むくみ)
肋間神経痛のオステオパシー治療
こんにちは
京都市中京区二条 あき鍼灸院のブログをご覧頂きありがとうございます

肋骨に走る神経が痛む病ですが
その原因ははっきりとしていないのが実情のようです。
オステオパシーからみた当院の考えは、
かたよった勢からくる体のねじれと筋肉、筋膜の緊張により神経が過剰に刺激を受け続けて起こるものとします
ですので治療としては、ねじれや緊張を解放していくことになります
肋間神経は、第1~11までの胸神経 から枝分かれしています。

この胸椎近辺に片寄った負荷がかかり続けることが 肋間神経痛の一つの要因として考えます
片寄った負荷から解放することで、神経の緊張も解消し痛み消失となっていきます。
キャンプで足首(足関節ねんざ)と夜泣きの治療
こんにちは
京都市中京区二条 あき鍼灸院のブログをご覧頂きありがとうございます
暑いですね~

夏に向けて 海に山にバーベキューにキャンプにと出かけることが多くなります

我が家でも友人9家族とキャンプに行ったときのお話しです。
一緒に来ていたA君、しっかり者の男の子で年下のチビ達の面倒もよく見てくれます(お世話になりました

そんな彼が、チビ達と遊んでくれているときに、右足首を内側にひねる捻挫(内反捻挫)

診断してみて骨折の心配はないようですが、痛くて足を引きずってしまいます

バスケットやサッカーをするので引きずるのは可哀想
なので、治療開始

鍼も緊急用(お父さん達のぎっくり腰・・・などの治療)に持ってていたのですが、いきなり鍼もビックリするだろうと考えて
オステパシーで治療開始
痛む場所や動きを確認してオステパシー手技の一つのスラストで治療してみました
結果は良好だったようで、治療後の痛みは度合いは10→1へ
ちょっと違和感が残るようでしたが、治療前の患部の赤く腫れた様子も落ち着いていたので、様子を見てもらうことにしました
積極的な治療で良効果を見た症例でした
また別の症例では、一緒に来ていた一歳の子が夜に夜泣きで起きてきました。
なので小児鍼をしてみることに
結果はよっかったみたいで普段は2~3時間置きに泣くらしいのですが、治療後はグッスリだったみたいです

でも他の小さい子達が順繰りに泣いていた~とお母さん達

今思えば、5歳の子供達もはしゃいでなかなか寝なかったので、みんなに小児鍼をすればよかったな~

でも少しはお役に立てたかな

座骨神経痛治療例(オステオパシーによる)
座骨神経痛は

この神経の走行上で筋肉の緊張や
神経自体が傷ついたりなどで
臀部や太もも すね ふくらはぎなどに
だるさや痛みしびれなどの症状が出ます。
Sさん
【症状】座骨神経痛

自転車競技(ロードレース)をされていて、ペダルを強く踏み込むと大腿前面、後面~ふくらはぎに痛みが走るとのこと
発症後、整骨院にてマッサージをしたがその後のレースでも痛みが出る
初診時
足関節、骨盤の調整で様子を見たがだるさ痛みとともに変わらず
2診目
側臥位にて腰部の筋肉を緩める手技を施術
治療時から『すーっと軽くなる感じがする』
とのこと
痛み度合いも10 から 2に減少
2週間後に来院してただくことに
3診目
前回の治療後から症状好転
痛みもほぼないとのこと
前回と同様の施術を行う
治療後痛み違和感ともに消失
レースもあるので、強い強度で同症状が出るかを見てもらう
4診目
レースでも今までのような痛みはなかったとのこと
ただ、今まで疲労しなかったところが疲れたとのこと
今までは腰や足に緊張がある状態で体を使っていたので、治療で緊張していたところが緩んだために今までの体の感じ方とは異なることを伝える
体の使い方や養生指導、自転車のポジションの改善などを伝えて、様子をてもらうことで座骨神経痛は終了とする
『補足』
無理なポジションとオーバーワークから座骨神経痛の症状が出ていました。
無理な姿勢では、緊張が緊張を生みこうした病を生み出しやすくなります。
一度体をリセットしてから、もう一度ポジションや体の使い方を見直すことで今後 体を崩すリスクもへらすことができます
『メニエールのめまい』をオステオパシー、頭蓋矯正から考える
めまいには
☑回転性のめまい
☑動揺性(ふわふわした)のめまい
☑立ちくらみによるめまい
があります。
メニエールのめまいは回転性のめまいが特徴です。
自分自身の周りがぐるんぐるん回るのです。
回転性めまいについて
このめまいの原因は、耳の中にある三半規管の問題と言われています
三半規管は

球形嚢
卵形嚢
半規管
の三つで構成されています。
球形嚢と卵形嚢には耳石(平衡砂)がはいっていて
『静的平衡感覚』
と
『乗り物が発進するときにかんじる加速度』を感知します
半規管には、リンパがありこのリンパの動き

を有毛細胞で感じることで運動しているときに頭がどの方向へ回転しているのかという
『動的平衡感覚』
を感知します。
これらの感覚は『前庭神経』を介して延髄に伝えられます。
また一方では目(外転筋)の運動核と小脳や脊髄に連絡して、眼球運動や姿勢を反射的に調整する動きを起こす役割を持ちます。
回転性めまいは前述の
☑リンパの異常
☑前庭神経の異常
によって引き起こされます。
特に
メニエールでの回転性のめまいは、別名『内リンパ水腫』ともいわれて、リンパの状態との因果関係をいわれていあます。
多くは自律神経の問題によりホルモンバランスが崩れ、免疫力も下がること。
これに伴った血行障害やヘルペスウィルスの関与などが言われています。
ですがこのリンパの異常が何故起こるのかと言う原因は、西洋学的にはっきりとしていないようです
前庭神経が異常亢進してしまうのですが、これも自律神経の異常によるところとそれに伴ったヘルペスウイルスの関与が大きいとされています。
これらの異常に対してオステオパシーでは、体の動きがブロックされているところがあるために、他の場所が必要以上に働いて身体の異常を引き起こすと考えて治療していきます。
例えば三半規管は図でもわかるように側頭骨にあります。
頭の骨は
☑前頭骨 1個
☑頭頂骨 2個
☑後頭骨 1個
☑側頭骨 2個
☑蝶形骨 1個
の合計 5種7個の骨で構成されています。
それぞれの骨は、『脳脊骨髄液』の流れに同調してかすかに動いているのですが、この動きがどこかの部分で悪くなっていると他にもひずみが生じて様々な症状が出てきてしまいます
頭蓋骨の中、脊髄の中を巡っている髄液の流れも阻害され脳脊髄液の圧力が増します
増した脳脊髄液の一部が内耳の中に入り込み、リンパの量が増え、流れが悪くなることで、三半規管に影響を与えます。
また神経の異常亢進を生み出し、自立神経の異常にも関連してきます。
ですので、頭蓋骨にアプローチしその動きをなめらかにして、脳脊髄液に流れをよどみのない状態へと導いていくのです。
そのアプローチは、ソフトタッチで頭を包み込むようにして治療を行っていきます。
京都市中京区あき鍼灸院
『動的平衡感覚』
を感知します。
これらの感覚は『前庭神経』を介して延髄に伝えられます。
また一方では目(外転筋)の運動核と小脳や脊髄に連絡して、眼球運動や姿勢を反射的に調整する動きを起こす役割を持ちます。
回転性めまいは前述の
☑リンパの異常
☑前庭神経の異常
によって引き起こされます。
リンパの異常
メニエールでの回転性のめまいは、別名『内リンパ水腫』ともいわれて、リンパの状態との因果関係をいわれていあます。
多くは自律神経の問題によりホルモンバランスが崩れ、免疫力も下がること。
これに伴った血行障害やヘルペスウィルスの関与などが言われています。
ですがこのリンパの異常が何故起こるのかと言う原因は、西洋学的にはっきりとしていないようです
前庭神経の異常
オステオパシーでのメニエールの考えと治療
これらの異常に対してオステオパシーでは、体の動きがブロックされているところがあるために、他の場所が必要以上に働いて身体の異常を引き起こすと考えて治療していきます。
例えば三半規管は図でもわかるように側頭骨にあります。

頭の骨は
☑前頭骨 1個
☑頭頂骨 2個
☑後頭骨 1個
☑側頭骨 2個
☑蝶形骨 1個
の合計 5種7個の骨で構成されています。
脳脊髄液との関係
頭蓋骨の中、脊髄の中を巡っている髄液の流れも阻害され脳脊髄液の圧力が増します
増した脳脊髄液の一部が内耳の中に入り込み、リンパの量が増え、流れが悪くなることで、三半規管に影響を与えます。
また神経の異常亢進を生み出し、自立神経の異常にも関連してきます。
ですので、頭蓋骨にアプローチしその動きをなめらかにして、脳脊髄液に流れをよどみのない状態へと導いていくのです。
そのアプローチは、ソフトタッチで頭を包み込むようにして治療を行っていきます。
京都市中京区あき鍼灸院
オステオパシー治療から考える自転車競技での腰痛
こんにちは、
ブログをご覧いただいてありがとうございます。
今回のお題は 『腰痛』です。
腰痛の原因として挙げられるのは色々とありますが
その中で自転車競技をしている方の腰痛について少し考えてたいと思います
自転車競技をしている方で腰痛を味わった方は本当に多いと思います
☑腹筋や背筋の相互バランスの悪さや
☑大腿四頭筋と呼ばれる前モモの筋緊張からくるものや
☑インナーマッスルの固さ、弱さ
☑上半身の硬さや上下左右の筋力バランスの悪さ
などなど原因は人によって様々です。
そんな自転車競技での腰痛に対しての原因で取り上げたのは
☑骨盤は左右の寛骨(坐骨、恥骨、腸骨で構成されていて思春期が終わるころには一体化して一つの寛骨として形成されます。)
☑仙骨
☑尾骨
と呼ばれる骨から構成されています。
ペダルをこぐ時に寛骨の動きは左右別々の動きをしていきます
☑ペダルを踏み下ろす時は、寛骨は前傾します(お尻が後ろにプリッと出る状態ですね)
☑が上に上がってくると骨盤は後傾します(骨盤が立った状態ですね)
☑ペダルの動きは左右非対称に動きますので、左右の寛骨の動きも別々になります
例えば右側が踏み込んでいると右の換骨は前傾していますし
左の足は上に昇ってくるので後傾しています
右のお尻はプリッとでて 左は立った状態です。
この左右別々の動きをペダリング中に繰り返しているわけです。
中心にある仙骨は寛骨の動きに合わせて逆に動いています
寛骨が前傾しているときは→仙骨は後傾
寛骨が後傾しているときは→仙骨は前傾しています。
そして左右の動きが違うのでこれに合わせてねじれるように動いているのです
例えば右足が上がってくると第5腰椎は右に回旋をします
1~4番は左に回旋します。
そうです、腰の骨の動きも逆に動くのです
これら骨盤と腰椎の動きの中で、片側への動きはよく動くがもう片方の動きは硬さがあると筋緊張が起こり
痛みを生み出すもとになるのです。
だから
☑足を組む癖やどちらかの足に重心がかたよる癖
または
☑ペダリング中に片方のあしでより強く踏む癖または引き上げる癖
そしてこれは意外と見過ごされていることがあるのですが、
☑落車や手術、風邪で寝込んだ後
などがあると片方に偏りができて緊張がうまれ腰痛を引き起こすことになってくるのです
ですので、オステオパシーで治療する場合 動きの偏りがあって硬さが生まれている所のブロックしている所を解放していく治療をおこないます。
そしてそれは首や肩関節そして手足首にもアプローチしていく場合もあります。
動きの方向性が正されていないと無理に伸ばしたり、筋力をつけようとした時に思ったようなパフォーマンスが発揮できないばかりか
☑膝痛
☑坐骨神経痛
などの第2、第3の症状が表れることにもなるのです
サドルの高さやクリート調整(自転車ペダルと靴とをパチンッとはめてくっつける金具)
に取り組む前に身体のメンテナンスをしておくことが大切になりますし、腰痛を起こさないだけでなくパフォーマンスの向上にもつながると考えているのです
長文のおつきあいありがとうございました
京都市中京区二条 あき鍼灸院です。
ブログをご覧いただいてありがとうございます。
今回のお題は 『腰痛』です。
腰痛の原因として挙げられるのは色々とありますが
その中で自転車競技をしている方の腰痛について少し考えてたいと思います
自転車競技をしている方で腰痛を味わった方は本当に多いと思います

☑腹筋や背筋の相互バランスの悪さや
☑大腿四頭筋と呼ばれる前モモの筋緊張からくるものや
☑インナーマッスルの固さ、弱さ
☑上半身の硬さや上下左右の筋力バランスの悪さ
などなど原因は人によって様々です。
そんな自転車競技での腰痛に対しての原因で取り上げたのは
骨盤の動きと腰椎の動きです
☑骨盤は左右の寛骨(坐骨、恥骨、腸骨で構成されていて思春期が終わるころには一体化して一つの寛骨として形成されます。)
☑仙骨
☑尾骨
と呼ばれる骨から構成されています。
寛骨の動き
☑ペダルを踏み下ろす時は、寛骨は前傾します(お尻が後ろにプリッと出る状態ですね)
☑が上に上がってくると骨盤は後傾します(骨盤が立った状態ですね)
☑ペダルの動きは左右非対称に動きますので、左右の寛骨の動きも別々になります
例えば右側が踏み込んでいると右の換骨は前傾していますし
左の足は上に昇ってくるので後傾しています
右のお尻はプリッとでて 左は立った状態です。
この左右別々の動きをペダリング中に繰り返しているわけです。
仙骨の動き
寛骨が前傾しているときは→仙骨は後傾
寛骨が後傾しているときは→仙骨は前傾しています。
そして左右の動きが違うのでこれに合わせてねじれるように動いているのです
第5腰椎の動き
例えば右足が上がってくると第5腰椎は右に回旋をします
1~4番は左に回旋します。
そうです、腰の骨の動きも逆に動くのです

動きの偏りで腰痛の発生
これら骨盤と腰椎の動きの中で、片側への動きはよく動くがもう片方の動きは硬さがあると筋緊張が起こり
痛みを生み出すもとになるのです。
だから
☑足を組む癖やどちらかの足に重心がかたよる癖
または
☑ペダリング中に片方のあしでより強く踏む癖または引き上げる癖
そしてこれは意外と見過ごされていることがあるのですが、
☑落車や手術、風邪で寝込んだ後
などがあると片方に偏りができて緊張がうまれ腰痛を引き起こすことになってくるのです
治療とその他
そしてそれは首や肩関節そして手足首にもアプローチしていく場合もあります。
動きの方向性が正されていないと無理に伸ばしたり、筋力をつけようとした時に思ったようなパフォーマンスが発揮できないばかりか
☑膝痛
☑坐骨神経痛
などの第2、第3の症状が表れることにもなるのです

サドルの高さやクリート調整(自転車ペダルと靴とをパチンッとはめてくっつける金具)
に取り組む前に身体のメンテナンスをしておくことが大切になりますし、腰痛を起こさないだけでなくパフォーマンスの向上にもつながると考えているのです

長文のおつきあいありがとうございました
